2021年9月2日のブックマーク (2件)

  • なぜダルマはそばをすするのか?―歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」|太田記念美術館

    橙色の袈裟を着たひげ面の男性が、もりそばをべている。この人物の正体は、達磨大師。インドから中国へ渡り、禅宗を伝えた僧侶である。壁に向かって9年間も座禅を組み、悟りを開いたという「面壁(めんぺき)九年」の逸話で有名だ。 国芳の門人である月岡芳年は「月百姿 破窓月」で、達磨がぼろぼろになった壁の中で座禅する姿を描いている。 達磨は、江戸時代の庶民たちには馴染みのあるキャラクターで、浮世絵では、遊郭の花魁と一緒にいる姿がしばしば描かれている。こちらは勝川春章の肉筆画「達磨と美人図」。達磨と花魁が仲睦まじげに体を寄せ合っている。 国芳の描いた達磨は、木曽街道の守山宿(現在の滋賀県守山市)にあるそば屋で事中である。右側のせいろはすでに空っぽで、もう20人前近くはべ終わったようだ。 目の前に10人前のせいろが積まれているのに、さらに追加オーダー。そばを運ぶ店員も、「ぺろりとべてしまいそうだなあ

    なぜダルマはそばをすするのか?―歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」|太田記念美術館
    saavedra
    saavedra 2021/09/02
  • デルタ株にオリンピック、お盆や連休......それでもなぜ感染者は減った?西浦博さんが4つの仮説を検証

    BuzzFeed Japan Medicalは、京都大学大学院医学研究科教授の理論疫学者、西浦博さんに減少した理由について4つの仮説を検証してもらった。 ※インタビューは8月31日夕方にZoomで行い、その時の情報に基づいている。 減らすのは無理かと思ったのが....なぜ減ったのか?ーーオリンピックもあり、お盆に4連休とみんな結構出歩いていた気がします。感染力の高いデルタ株でも感染者が減ったのは不思議です。 デルタ株の流行が起き、他の国の流行状況も見ていると、人出がこれだけある中で減らすのは「もう無理かもしれない」と気で思っていました。 7月の4連休や盆での移動は制御できていませんでしたし、実際にそれに伴って地域で感染者数が増えました。 だから、感染者が落ちているかもしれないデータをこの数週間見ている時、なぜなのだろうとずっと思考を巡らしていました。 7月の後半では実効再生産数(※)は2

    デルタ株にオリンピック、お盆や連休......それでもなぜ感染者は減った?西浦博さんが4つの仮説を検証
    saavedra
    saavedra 2021/09/02