ブックマーク / otakinen-museum.note.jp (3)

  • 武田信玄の家臣のみなさんに、甲冑の着方を教えてもらいました。|太田記念美術館

    歌川貞秀の「武田勇士揃」。武田信玄の家臣たち17名がずらりと並んだ、大判6枚続の浮世絵ですが、右から順番にたどっていくと、甲冑の着方が分かる、珍しい趣向になっています。そこで、武田信玄の家臣のみなさんに協力していただき、甲冑の着方を教えてもらいましょう。(あくまでこの絵に基づいて説明します) ①「下着(したぎ)」。ふんどしを付けた後、下着を着て、帯を締めます。モデルは「小山田備中守」こと小山田虎満。 ②「下袴(したばかま)」。小袴とも呼ばれる七分丈の袴を穿きます。モデルは「板垣駿河守」こと板垣信方。 ③「脚伴(きゃはん)」。足袋を履いた後、すねに脚絆を着けます。モデルは「佐奈田源太左エ門」こと真田信綱。 ④「草鞋(わらじ)」。草鞋を履きます。モデルは「原能登守」。 ⑤「臑当(すねあて)」。すねを守るための臑当をつけます。モデルは「飯富兵部」こと飯富虎昌。 ⑥「佩盾(はいだて)」。太ももを守

    武田信玄の家臣のみなさんに、甲冑の着方を教えてもらいました。|太田記念美術館
    saavedra
    saavedra 2021/09/17
  • なぜダルマはそばをすするのか?―歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」|太田記念美術館

    橙色の袈裟を着たひげ面の男性が、もりそばをべている。この人物の正体は、達磨大師。インドから中国へ渡り、禅宗を伝えた僧侶である。壁に向かって9年間も座禅を組み、悟りを開いたという「面壁(めんぺき)九年」の逸話で有名だ。 国芳の門人である月岡芳年は「月百姿 破窓月」で、達磨がぼろぼろになった壁の中で座禅する姿を描いている。 達磨は、江戸時代の庶民たちには馴染みのあるキャラクターで、浮世絵では、遊郭の花魁と一緒にいる姿がしばしば描かれている。こちらは勝川春章の肉筆画「達磨と美人図」。達磨と花魁が仲睦まじげに体を寄せ合っている。 国芳の描いた達磨は、木曽街道の守山宿(現在の滋賀県守山市)にあるそば屋で事中である。右側のせいろはすでに空っぽで、もう20人前近くはべ終わったようだ。 目の前に10人前のせいろが積まれているのに、さらに追加オーダー。そばを運ぶ店員も、「ぺろりとべてしまいそうだなあ

    なぜダルマはそばをすするのか?―歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」|太田記念美術館
    saavedra
    saavedra 2021/09/02
  • 江戸っ子は雨が降ると、みんな裸足になるのか、調べてみた。|太田記念美術館

    先日のTwitterにて、こちらの歌川広景の「江戸名所道外尽 四十六 郷御守殿前」を紹介したところ、雨の日はみんな裸足なの?というご質問がいくつかありました。 突然の夕立。3人いるのに傘は1つだけ。皆が濡れないようにと考えたアイデアがこちら。上の男はご満悦ですが、下の2人は迷惑顔。傘もボロボロですし、これならいっそ雨に濡れた方がいいのでは。隣の男も変な格好。原宿の太田記念美術館で開催中の「ニッポンの浮世絵」展にて12/13まで展示しています。 pic.twitter.com/sYhvo8zXEn — 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) November 14, 2020 たしかに雨が降るなか、みんな裸足です。実は、筆者はこれまでまったく気にしていなかったのですが、言われてみれば「なるほど」と思い、早速調べてみました。 たとえば、

    江戸っ子は雨が降ると、みんな裸足になるのか、調べてみた。|太田記念美術館
    saavedra
    saavedra 2021/06/04
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