2021年11月23日のブックマーク (1件)

  • 武家政治の開拓者、源頼朝と北条義時の実像に迫る(呉座 勇一)

    史を変えた「鎌倉殿」と「執権」という、2人の政治家――。 源平合戦から承久の乱まで、武士中心の社会は、いかにして生まれたか? 朝廷と幕府の関係が劇的に転換する日史上の画期を描き出した現代新書の最新刊『頼朝と義時』より、「はじめに」をお届けします。 暗い雰囲気がつきまとう2人 源頼朝と北条義時。歴史教科書に太字で名前が載る重要人物である。頼朝は平家を滅ぼし、最初の武家政権である鎌倉幕府を創設した人物、そして義時は承久(じょうきゅう)の乱で後鳥羽(ごとば)上皇方に勝利することによって幕府と朝廷の力関係を劇的に転換し、武家政治の流れを確立した人物である。 頼朝と義時という2人の人物がいなければ、中世、さらには近世も武士中心の社会にはならず、日歴史はまったく異なる展開をたどったかもしれない。 そのような偉業を成し遂げた2人であるが、彼らに対する後世の評価は芳しいものでは ない。頼朝は異母

    武家政治の開拓者、源頼朝と北条義時の実像に迫る(呉座 勇一)
    saavedra
    saavedra 2021/11/23