2016.04.08 男性による「男性嫌悪」が潜んでいることに、男自身は気付いていない? ジェンダーギャップの解消を阻害するミサンドリー 日本において、「ジェンダーギャップ指数世界101位」、「セクハラやパワハラの被害者は圧倒的に女性が多い」という現状は、フェミニズムやジェンダースタディーズの不足と必要性を切実に示すものであり、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」というネーミングセンスを正気かつ無邪気に発揮できている程度には、日本における女性の地位は男性に比べて相対的に低いように思います。 ジェンダーギャップ指数世界101位の中でもとりわけ大きな問題である「女性の貧困」の背景には、「男性は女性よりも相対的に年収が高い」という悲しい現実と、「男は仕事、女は子育て」という性別役割分担に基づく価値観があります。 「女性も男性と同様のキャリア形成ができなければならない」ということは当然です