文学賞を総なめ『シブヤで目覚めて』日本上陸 2018年チェコで刊行されるとたちまちベストセラーとなり、チェコの主要な文学賞であるマグネジア・リテラ文学賞新人賞をはじめ数々の文学賞を総なめにした『シブヤで目覚めて』の日本語版がついに出版された。ドイツ語版のほかポーランドやスペインでも続々と翻訳され、ついに日本に上陸、話題を呼んでいる。 タイトルからわかる通り、東京・渋谷は重要な舞台のひとつ。この作品へのオマージュとして、渋谷の夜景をスタジオのプロジェクターに写しだし、アンナ・ツィマを渋谷の街の風景に「閉じ込める」という手法で取材撮影はスタートした。 ここでアンナ・ツィマの来歴を紹介しよう。1991年チェコ、プラハ生まれ。カレル大学日本研究学科を卒業後日本に留学。大学院研究生を経て現在はカレル大学大学院博士課程に在籍し、日本で創作、翻訳と研究活動を行なっている。『シブヤで目覚めて』はアンナ・ツ
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