自民党の石破茂政調会長は20日の記者会見で、高校授業無料化の対象に朝鮮学校を含めることについて、「日本にいて果たすべきいろいろな責任を教えない教育に日本国民の税金を充てることは、国家のあり方として正しいとは思わない」と批判した。
今月三日、イギリス出身の倫理哲学者フィリパ・ルース・フットが九〇歳で亡くなった。あるとき「女性の哲学者はどうして少ないのか」というシンポジウムに参加してみたら、発表者が全員男性哲学者だった、というような冗談みたいな男性優位社会でもある哲学界において、二十世紀中盤におけるアリストテレス的な徳倫理の復権に大きく貢献した哲学者の一人であり、前世紀を代表する女性哲学者の一人として記憶されることになるだろう。 しかしなんといっても彼女のもっともよく知られている功績は、いわゆる「トローリー(トロッコ)問題」という思考実験を提示したことだ。最近話題のマイケル・サンデル著『これからの「正義」の話をしよう:いまを生き延びるための哲学』を読んだり、かれの講義を収録したテレビ番組『ハーバード白熱教室』を観た人は、次のような設定に見覚えがあると思う。「トロッコ問題」には後述するように多数のバリエーションが生まれて
日中関係への視点(5)-尖閣問題に関する中国の立場- 2010.10.11 *私が尖閣問題に関して日本共産党の取っている立場に対して疑問を呈する見方をこのコラムで書いたのに対し、何人かの方からコメントをいただきました。私の外務省時代からの認識においては、中国側は日本側の尖閣問題(中国側では「釣魚島問題」)に関する見解を十分に了知しており、それに対して中国側の主張を対置しているということであり、日本政府がその立場を中国や国際社会に対して十分に主張してこなかったことに問題がある、とする共産党の主張は理解に苦しむし、むしろ日本国内の偏狭なナショナリズムにおもねるものではないか、と思い、そういう疑問を記したのでした。 私の認識に誤りがあるとすれば、共産党に対して失礼なことを発言したわけですから謝罪と訂正をしなければならないと思いますし、私の見解に批判的なコメントを寄せてくださった方に対してもお詫び
http://www.asahi.com/paper/column.html - 2010年10月19日 21:19 - ウェブ魚拓
2010年10月19日00:00 カテゴリ社会・世界情勢メディア デマとしての国連「恵まれた日本の子どもは黙ってらっしゃい」 またもや「デマとしての」です。 ツイッターに、「国連で女子高生が『制服じゃなくて着ていく服の自由がほしい』というスピーチを特別にしたとき、ロシア代表から『あなた方は制服を着れるすばらしさを理解した方がいい。世界には着る服すらない国がたくさんあるのだから』という返答があったらしい」という書き込みが出まわっているそうです。ブログ「香港ボロ株ウォッチング」さんがこれを追跡して、どうも事実とは異なるようだとの興味深い記事を書いていらっしゃいます(もとはこちら)。それによると、話は1998年にさかのぼります。ずいぶん息の長い都市伝説ということになります。 「子どもの権利条約」は、アメリカとソマリアをのぞく国連加盟国が批准していますが、締約国は国内の子どもの権利状況について、国
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