千葉県の森田健作知事が、自民党支部の代表を務めながら選挙戦で無所属を強調したのは公選法違反(虚偽事項の公表)に当たるなどとして、市民らが11日、「森田健作氏を告発する会」をつくった。15日にも千葉地検に告発状を提出する。 知事選で野党4党推薦の候補を支援した吉川洋県議らが呼び掛けた。千葉市で開かれた設立集会には約70人が参加し、吉川県議は「森田氏は民主主義を冒涜(ぼうとく)し、詐欺的に票をだまし取った」と話した。 告発する会は、森田氏が自民党支部で平成17年と18年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える「ドン・キホーテ」(東京)から献金を受けていたことが当時の政治資金規正法に違反するとも主張。公選法違反容疑と合わせて告発する。