真紀子氏 落選の危機 関係者「人気の陰り感じている」 大学設置認可をめぐり混乱を招いた田中真紀子文部科学相(新潟5区、民主党公認)が小選挙区落選の危機にひんしている。 久保田氏の分析は日本維新の会公認の米山隆一氏と同じ「やや劣勢」、自民党公認で元旧山古志村村長の長島忠美氏が「やや優勢」でリード。 田中氏は93年以来、連続6回当選。02年に秘書給与流用疑惑で議員辞職、翌03年の総選挙では次点に約3万6000票も差を付けて、みそぎを果たした。 しかし、05年の差は約2万2000票。前回09年は民主党公認で初めて臨み「政権交代」の追い風を受けたにもかかわらず約1万7000票差までつめられた。 5区の選挙事情に詳しい長岡市政関係者は「今やあの毒舌で注目を浴びることもなく、人気の陰りは思いっきり感じている」。 大学設置認可をめぐる混乱に関しては「選挙の厳しさを本人も痛感していたからこそ、