自動閉架書庫システムでは、地下に約138万冊の収容能力を持つ=福岡市城南区の福岡大中央図書館で2012年6月28日、三村政司撮影 福岡大(福岡市城南区)は28日、7月2日に開館する中央図書館(地上7階地下2階建て)を報道陣に公開した。国内2位の138万冊の収納力を持つ自動書庫を備え、収容冊数は188万冊で国内屈指の規模。同大生以外でも高校生以上なら登録すれば書物を閲覧できる。 旧中央図書館が老朽化したため総事業費約66億円かけて新築した。開館当初の蔵書数は144万冊の見込み。自動書庫は地下にあり、約3万5000個のコンテナにそれぞれ約60冊が収められている。館内の端末で申し込むと3〜5分で届く仕組み。 2〜4階にはグループ学習室が9室あり、ゼミ活動や自立型学習の拠点として利用してもらう考え。絵画の展覧会や講演会も予定しており、則松彰文館長は「これまでのような『静』の図書館ではなく、情報・文