history去る10月14日、東洋大学白山キャンパスで開催されたピーター・バーク博士による講演に出かけてきました。 東洋大学人間科学総合研究所10周年記念公開国際セミナー「文化と歴史」研究所プロジェクト「トランスナショナル・カルチュラルヒストリーの今後」http://www.toyo.ac.jp/event/detail_j/id/6245/ ピーター・バークといえば邦訳も多い超大物。ぼくも『歴史学と社会理論』『文化史とは何か』『フランス歴史学革命』といった歴史理論に関する著作を学部生の頃に読み、ずいぶんと影響を受けたものです。あいにく彼の近年の仕事(知識社会史に関するもろもろ)はフォローしきれていなかったのですが、何せまたとない機会ですから「スターを見に行く」ぐらいの軽い気持ちで参加してきました。 本編に先立って、バークのみならずステッドマン=ジョーンズなどといった近年のトレンドの邦訳