大阪市は20日、新型コロナウイルスの感染防止のため市民に会食時の自粛を呼び掛けていたにもかかわらず、多人数で会食をしたなどとして、市職員1109人を処分したと発表した。 市によると、地方公務員法に基づく懲戒処分(戒告)が58人で、内訳は局長級3人▽部長級15人▽課長級39人▽係長級1人。このほか、文書訓告が53人、口頭注意が998人だった。 調査期間は3月1日から4月4日で、市民に会食について自粛を求めた「5人以上」または「午後9時以降」の要請に反し、職員同士で会食した事例について聞き取りを行った。