エルピーダメモリが2012年2月27日に会社更生法を申請し、経営破綻してから10年となった。日本の半導体産業は規模を縮小しながらも、事業の基盤を残している。この敗戦から現在の半導体政策は何を学ぶべきなのか。そして再興に向けて何が必要なのか。産学官の関係者に聞いた。第3回は経済産業省の情報産業課長、西川和見氏に話を聞く。西川氏は21年3月に「半導体・デジタル産業戦略検討会議」を立ち上げ、戦略の推
エルピーダメモリが2012年2月27日に会社更生法を申請し、経営破綻してから10年となった。日本の半導体産業は規模を縮小しながらも、事業の基盤を残している。この敗戦から現在の半導体政策は何を学ぶべきなのか。そして再興に向けて何が必要なのか。産学官の関係者に聞いた。第3回は経済産業省の情報産業課長、西川和見氏に話を聞く。西川氏は21年3月に「半導体・デジタル産業戦略検討会議」を立ち上げ、戦略の推
データの記憶装置に使う半導体メモリー「NOR(ノア)型」のフラッシュメモリーの引き合いが高まっている。小容量で旧世代ともいえるメモリーだが、近年台頭してきたワイヤレスイヤホン向けに再び脚光を浴びているのだ。底堅い需要で、価格も安定している。NOR型は記憶容量が小さいフラッシュメモリー。2000年代はフラッシュメモリー市場の9割を占め、「ガラケー」などのプログラム保存用として使われていた。家電製
かつて主流だったプログラム言語「COBOL(コボル)」で書かれたシステムの保守・運用に悩むユーザーは多い。システムを保守する人材が高齢化し、COBOLプログラムが稼働するメインフレームはコスト高だ。日経 xTECHが今年3月に実施した「COBOLに関する実態調査」では、ユーザー企業に所属する約3人に1人が「COBOLで開発したシステムを稼働させるハードウエアが高い」ことをCOBOLの短所に挙げている。【関連記事】COBOLに罪はない トップ自ら情報戦略をアクセンチュアが移行サービス開始COBOLプログラムを稼働させるハードウエアの保守・運用には多大なコストが発生するのが一般的だった。ところが、最新技術の活用でこの状況を改善できる可能性が出てきた。それが、仏ブルーエイジが手掛けるサービス
ソフトバンクグループ(SBG)が2018年3月期に巨額の税務上の欠損金を計上し、日本国内で法人税を支払っていなかったことが明らかになった。会計上の純利益が1兆円を超える企業が、税務上は赤字となる税法の盲点は何だったのか。【関連記事】ソフトバンクGの節税策、財務省が抜け穴封じへ▼2兆円を超す欠損金SBGの18年3月期の決算では、連結純利益(国際会計基準)は1兆389億円、単体でも2046億円の純利益を計上していた。ところが、同期の税務申告では、課税対象となる所得がないとして法人税を納めていなかった。企業の経営成績や財務状況を明らかにする会計と、ルールに従って納税するための税務申告は目的が異なり、利益や損失を計上するタイミングなどに違いがある。SBGで会計上の利益と税務上の所得に大きなズレが生じる原因となったのは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く