10年以上の協業実績がある富士通とマイクロソフトが、協業を一層強化する。富士通のハードとシステム構築ノウハウ、MSのソフトを結び付け、サービスとして売り出す。システム構築は共同で行うなど、新たな市場の開拓を掲げる。 富士通とマイクロソフトは3月26日、商談の開拓、システム構築、運用サポートまでを共同で進めるシステム構築体制を整備すると発表した。これに伴い、富士通のPCサーバとシステム構築技術、マイクロソフトのWindows Serverベースのソフトウェアを組み合わせたサービスを4月1日から共同で展開する。従事していたUNIX関連のシステム構築から対象を広げ、新たな顧客を獲得したい富士通と、製品のライセンス販売に加え、サポート・運用などのサービスを強化したいマイクロソフトの思惑が、緊密な連携をもたらした。 協業では、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」をはじめとするハードウェアやシステム
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