日本の展示会と欧米の展示会の違いは「桃クリ3年、柿8年・・・」だった。意思決定プロセスの違いや、展示会後のフォローで良く間違えるポイントをノヤン先生が解説します。 日本ではイベントシーズンの真最中じゃの。マーケティング担当者は展示会の準備と、収集したリードを使ったフォローキャンペーンの仕込みで大忙しじゃろうな。 そこで今日は、この展示会のフォローで良く間違えるポイントの話をしようかの。 ワシは、「展示会に来場した人に一刻も早く電話をして訪問するべき」という考え方は必ずしも正しくないと考えておるんじゃよ。もちろん熱心さをアピールするなら効果的じゃろうし、中にはニーズが顕在化していて、もう競合に発注する寸前、という場合もゼロでは無いじゃろから、まったく無駄とは言わんのじゃが、多くの場合、むしろ逆効果になると考えておるんじゃ。 その理由を説明する前に、日本の展示会と欧米の展示会の違いを説明しよう