Microsoftが企業向けソーシャルサービス「Yammer」を12億ドルで買収するなど、企業の“ソーシャル化”に向けた動きは活発だ。だがサイボウズの青野社長は「企業向けソーシャルはバズワード的なもの」と指摘する。 TwitterやFacebookの爆発的な普及を背景に、企業内でも情報共有などのためにソーシャルツールを活用しようとする動きが活発化している。6月25日には米Microsoftが企業向けソーシャルサービスを手掛ける米Yammerの買収を発表するなど、“企業内ソーシャル”に向けるITベンダーの熱い視線はしばらく続きそうだ。 こうした中「企業向けソーシャルはバズワード的なもので、本物じゃない」と話すのは、サイボウズの青野慶久社長。同社は2008年から企業向けブログサービス「サイボウズブログ 2.0」を提供していたものの、2011年3月には販売を終了、2012年3月にはサポートも終了