「苦情の先取り」「イベントの効果測定」「ライバルの評判」――。ネット上の「つぶやき分析」サービスに企業の注目が集まる。消費者の生の声を拾い、新たなビジネスにつなげる狙いもある。 エスエス製薬は11月1日、全国の風邪の状況が一目で分かるウェブサイト「カゼミル」をオープンした。全国の地図が表示され、陸地がカラフルなドットで埋められている。 実は、この色には意味がある。それぞれ「のどの痛み」「鼻づまり」といった風邪の症状を示し、どの地域でどんな風邪が流行っているのかが、一目で分かる。都道府県別の表示も可能だ。 なぜ風邪の潮流が分かるのか。カゼミルは、日本国内での利用者数が1000万人を超えたとされる、マイクロブログ「ツイッター」の「つぶやき」データを基に作成されている。 エスエス製薬はツイッターで、1日8000~1万回に及ぶ風邪に関するつぶやきに注目。まずは「風邪」「カゼ」「かぜ」といったキーワ
![「つぶやき分析」に熱視線:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)