オートバイに乗る際に事故から身を守るために胸につけるプロテクターは、国内では安全基準がないことからメーカーなどで作る団体が十分な安全を確保できないおそれがあるとして、独自に安全基準を設ける検討を始めたことが分かりました。 二輪車のライダーが事故から身を守るためにつける「胸部プロテクター」は、死亡事故を防いだケースもあり警察が着用を呼びかけていて、警視庁が、ことし、二輪車に乗る4700人を調査しました。 それによりますと、ヘルメットのように義務化されていないこともあって着用率は7%ですが、5年前の2倍近くと徐々に利用者は増えているということです。 しかし、胸部プロテクターに関して、国内では、海外のような安全基準がなく、十分な安全を確保できないおそれがあるとして、メーカーなどで作る団体「全国二輪車用品連合会」が、独自に安全基準を設ける検討を始めたことが分かりました。 EU=ヨーロッパ連合には、