【3月1日 AFP】イスラム組織ハマスに拉致されてパレスチナ自治区ガザ地区で491日間拘束され、先日解放されたイスラエル人のエリ・シャラビさん(53)が、2月27日夜にテレビ放映されたインタビューで拘束下の苦しみを詳しく語った。イスラエル外務省が翌28日、抜粋をSNSで公表した。 ハマスは1月19日に発効したイスラエルとの停戦合意に基づき、2月8日、イスラエル人の人質3人を解放した。シャラビさんはこの一人。 3人が痩せ衰えている姿は、イスラエルの国内外に衝撃を与えた。 イスラエルの民放チャンネル12で放映されたインタビューで、シャラビさんは「1年4か月間、ものすごく重い錠の付いた足かせをはめられ、肉に鎖が食い込んでいた」と証言。 与えられる食事は「ピタパン(平焼きパン)4分の1切れで、3口で食べ終わる量」のみで、「満足感を覚えるために10分、15分かけて、パンくずを一つずつ食べていた」とし
