1月29日から大分・別府で開催されるダイレクトマーケティングの可能性を探るカンファレンス「ダイレクトアジェンダ」。そのキーノートのモデレーターを務めるオイシックス・ラ・大地 CMTの西井敏恭氏が、登壇者に事前にインタビューを実施。 第1弾として、メンズスキンケアブランドとして急成長するバルクオム 代表取締役CEOの野口卓也氏が登場。攻略が難しいとされる市場で、売上を伸ばしている理由について聞いた(前編はこちら)。 製品にこだわるから、容器はチープに 西井 野口さんは事業を立ち上げてから初めて化粧品業界に踏み込まれたわけですが、知識がないところから、どのように商品開発されていったのですか。 野口 製品開発で大事にしているのは、自分の感覚に頼らないということです。最初は、市販されている上位5ブランドのブラインドテストを行い、最も好感度が高い商品を参考に開発しました。今でもよくソーシャルメディア