東京・池袋の大型書店「リブロ池袋本店」が今年6~7月に閉店することが明らかになり、Twitterなどソーシャルメディアでは残念がる声が広がっている。ジュンク堂などとともに池袋の書店巡りには欠かせない存在だっただけに、惜しむ人も多い。 リブロはJR池袋駅東口の西武百貨店内にある。各紙によると、閉店は7月末に西武百貨店との出店契約が終了するためといい、池袋に代替店舗を探しているという。 現在のリブロは取り次ぎ大手、日本出版販売(日販)の子会社。閉店は業績の問題ではないとも言われ、毎日新聞は、西武百貨店を傘下に持つセブン&ホールディングスの鈴木敏文会長が日販のライバル・トーハン出身であり、いずれ撤退を迫られるだろうという指摘があったことを挙げている。 リブロは「西武ブックストア」としてスタートし、1985年に「リブロ」として会社化。人文・社会系の充実した品ぞろえで「ニューアカデミズムの聖地」とも