2020年8月3日 国立大学法人 信州大学 国立大学法人 京都大学 日本製鉄株式会社 公益財団法人高輝度光科学研究センター 京都大学大学院工学研究科 平出翔太郎 助教、坂中勇太 同博士課程学生、日本製鉄株式会社 上代洋 主幹研究員、高輝度光科学研究センター(JASRI) 河口彰吾 主幹研究員、京都大学大学院工学研究科 宮原稔 教授、信州大学先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所 田中秀樹 教授(特定雇用)らの研究グループは、従来の吸着剤とは異なる新材料(ゲート型吸着剤)を活用した二酸化炭素の高効率分離システムを提案しました。 二酸化炭素(CO2)は地球温暖化をもたらす温室効果ガスであり、パリ協定(2015年)では、大気中へのCO2排出量を削減することによって、平均気温の上昇を2 ℃以下とする目標が定められています。この目標を達成するためには、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの利用に加え、