公開されたロケットランチャーの発射器(右)とロケット弾など(17日午後2時42分、福岡県警田川署で)=河村輝樹撮影 北九州市戸畑区の倉庫からロケットランチャーなど多数の武器が見つかった事件で、福岡県警は17日、ランチャーや拳銃を報道陣に公開した。鑑定の結果、ロケットランチャーは発射能力がある携帯式の対戦車兵器と判明。県警は、入手先や所持していた目的について、爆発物取締罰則違反と銃刀法違反の容疑で再逮捕した同市八幡西区瀬板1、建設業岸良(きしら)研吾被告(37)(詐欺罪で公判中)を追及する。 発表などによると、ロケットランチャーはロシア製とみられ、直径約7センチ、長さ約80センチの濃い緑色。発見時は、倉庫の2階でバッグの中に入った状態で見つかり、砲弾が装填(そうてん)されていた。このほか、ロシア製などの自動式拳銃4丁、回転式拳銃1丁、銃弾58発が見つかった。