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2006年11月29日のブックマーク (2件)

  • 所有権としての著作権は今後もありなのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    今の日の著作権法の規定ぶりを見ると「著作権者は、その著作物をxxxする権利を専有する。」(xxxには複製、上演等の動詞が入る)というパターンが多く見られます。これは、デフォでは著作物を複製したり、上演したりできるのは著作権者だけであり、勝手に他人が複製・上演等したりすると著作者の権利を侵害することを意味します。他人が著作物を利用するためには、著作者と契約(ライセンス契約)を結んで、許諾を得ることが必要になります。 こういう意味では、著作権は土地の所有権に似てると言えます。他人の土地を勝手に使うのは不法行為であり、その土地を使うためには土地の所有者と契約を結んで借りるか、買うかする必要があります。著作権等の知的財産権のことを知的所有権と言うこともありましたが、これはその辺の特性を反映しています。(なお、今は基的に知的所有権という言い方はあまりされなくなってきており、知的財産権という言い方

    所有権としての著作権は今後もありなのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 著作権規制は厳しければ良いってものではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    「政府の知的財産戦略部(部長・安倍首相)は、音楽や映像を違法コピーした「海賊版」をインターネット上からダウンロードすることを全面的に禁止する著作権法改正に着手する。」との朝日新聞の記事。まだ具体的には何も決まってないようですが、ずいぶんとラジカルな改正案です。 現行の著作権法では違法コピー・コンテンツを配布したり、公開サーバ(含むP2P)にアップロードしたりすると著作権侵害となりますが、所持していたり、ダウンロードするだけでは侵害とはなりません。これでも侵害になってしまうと、たとえば、相手にわざと違法コンテンツを送りつけて罪に陥れるというようなことが可能になってしまうためと聞いたことがあります。 上記のように、著作権規制を厳しくする理由は、「コンテンツ産業を成長分野に育る」ためであるとされています。もちろん、著作権者の保護は大事ですが、結局のところ大事なのは著作物の保護と利用のバランス

    著作権規制は厳しければ良いってものではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    saitokoichi
    saitokoichi 2006/11/29
    著作権保護と市場成長阻害の関係。日本のコンテンツ産業に未来はあるか。