Winny関係の話の流れをぶち切りますが、mohnoさんの大作エントリーで振られてしまったので、私が考える(夢想している)未来の合法的P2Pのひとつの理想型について簡単に書いてみることにします。 ポイント1: アーティストとリスナーをできるだけ直接的につなぐ。 これが音楽流通の理想です。現在のレコード会社、CD流通システム、著作権管理会社等々はすべてオーバーヘッドです。ゼロにはできませんが、最小化する必要があります。結果的に「音楽産業」の規模は小さくなるかもしれませんが、アーティストがピンハネなしにできるだけ多くの対価を得て、リスナーができるだけ安く多様な音楽を楽しめればそれでよいでしょう。 ポイント2: 権利者側のコントロール権をある程度制限し、キャッシュフロー権にフォーカスする。 デジタルの世界では、従来の複製をコントロールするという著作権法の考え方は、自ずから限界があります。それより