日本オラクルは、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスに向けた業務アプリ開発を支援するソフト製品「Oracle Mobile Suite」を発表した。iOSやAndroidなど複数のプラットフォームに向けたアプリ開発を支援するフレームワーク、社内システムとの連携を担うゲートウエイなどから成る(写真1)。 米アップルと米IBMの提携でも焦点となった「MEAP(モバイル・エンタープライズ・アプリケーション・プラットフォーム)」と呼ばれるジャンルの製品といえる(関連記事:アップルがIBMとの提携で得た技術、PaaSと「MEAP」)。 Oracle Mobile Suiteは、その名の通り、複数の製品が集まったスイート製品である。アプリ開発フレームワークの「Mobile Application Framework」、ゲートウエイの役割をする「Service Bus」、ERPと連携させるた