NECは、自社グループの基幹システムにSAP HANA®基盤を導入し、2016年5月より本番稼働を開始しました。すでに国内向けシステムは稼働し、海外拠点向けも含め2016年11月を目途にグループ全システムが稼働する予定です。 今回の新プラットフォームは、基幹システムに蓄積される経営ビッグデータのリアルタイム処理、またデジタル経営を支える基盤の獲得を目的に、2015年7月よりSAP社のインメモリデータベース「SAP HANA®」導入に向けた社内プロジェクトを実行してきました(注1)。新プラットフォームは、NECで販売する高可用・高信頼性の「NX7700xシリーズ」「iStorage」製品を採用し、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」やSAP HANA®技術に関するSIノウハウ等をフル活用することで、短期間での全面的なプラットフォーム刷新を図っています。 これらの刷新により、物