スプレッドシートに手入力 スポーツ用品メーカー大手の米Under Armourは、アメリカンフットボール選手だったケビン・プランク氏が1996年に創業。米Nikeや独adidasなどと比べて新興でありながらも、創業者自らの経験を基にスポーツで高いパフォーマンスが発揮できるような高機能ウェアを開発し、ビジネスを伸ばしてきた。 本社は米国・メリーランド州ボルチモアで、トロント、アムステルダム、東京、香港、広州、上海にグローバルオフィスを構える。商品小売店舗数は150以上、従業員数は約5000人という規模だ。 創業以来、順調な成長を遂げてきた同社だったが、それが思わぬ落とし穴となる日がやってきた。2006年にシューズなどのフットウェア市場に参入し、わずか1カ月で25%のシェアを獲得するに至ったほか、ベースボールやフットボールの競技にも領域を広げ、大ヒット商品を連発した。しかしその翌年、こうした急
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