SOA実現のためにオープンなXML利用は欠かせない。そのXMLは処理内容が多くなるほど処理時間がボトルネックとなる。IBMはアプライアンス提供で解決した。 日本アイ・ビー・エムは9月14日、同社のWebSphereブランドの新製品、ラックマントサイズのハードウェア「IBM WebSphere DataPower SOAアプライアンス」を出荷開始した。 この製品は、XML(eXtensible Markup Language)データの高速化を行うことを目的としており、10倍以上の高速化が見込まれている。SOA実現の際にボトルネックとなる、XMLがテキストデータであり構文解釈のために暗号解読、データの妥当性検証、フォーマット変換、再暗号化などの処理時間が問題視されている。 同社はこの点に対し、「IBM WebSphere DataPower SOAアプライアンス」を提供し、同時にセキュリティに