SAP、Apache Spark上の新クエリエンジン「SAP HANA Vora」発表。大量のIoTデータもOLAPのようにドリルダウン可能 欧SAPは、Apache Spark上で稼働するクエリエンジン「SAP HANA Vora」を発表しました。 SAP HANA Voraは、大量のデータをメモリ上で処理できるオープンソースのフレームワークである「Apache Spark」上で稼働するクエリエンジン。Hadoopのファイルシステムである「HDFS」からデータを読み取り、さまざまな分析を高速に実現します。 これまでリレーショナルデータベースに保存された売り上げや顧客などのビジネスデータは、いわゆるOLAP(Online Analytical Processing)と呼ばれる仕組みを用いて対話的にクエリを行い、データの一部へとドリルダウンすることで売り上げの上位顧客に関する嗜好分析や、特定
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPジャパンは11月5日、オープンソースソフトウェア(OSS)の分散並列処理プログラミングフレームワーク「Apache Hadoop」にあるデータの分析を効率化できるというインメモリクエリエンジン「SAP HANA Vora」の提供を開始した。モノのインターネット(Internet of Things:IoT)の活用や分析も効率化できるとメリットを説明している。 HANA Voraは、OSSのデータ処理フレームワーク「Apache Spark」を拡張して活用。Hadoop内にあるデータなどさまざまソースからの情報と、インメモリデータベース「SAP HANA」で管理されたトランザクションデータを透過的に活用できるという。 SAPのインメ
Andrew Brust (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2015-09-02 12:20 SAPは米国時間9月1日、「SAP HANA Vora」という新たなテクノロジを発表した(ちなみにVoraという名前は、「食欲旺盛な」という意味の「voracious」に由来しており、データに対する旺盛な意欲を表している)。このテクノロジは、ビッグデータとビジネスインテリジェンス(BI)が相互補完関係にあるという考えを具現化したものとも言える。Voraは、既存製品である「SAP HANA」や、ダウンストリームに位置付けられる「SAP Business Warehouse(BW)」や「SAP BusinessObjects」「SAP ERP」と、「Apache Hadoop」や「Apache Spark」といったビッグデータテクノロジを融合するものだ。これにより、BI
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