米Amazonのクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」が6月10日、米国の一部地域で数時間サービス停止状態になった。EC2の運用状況を公開する「Service Health Dashboard」で明らかになった。サービスは既に復旧している。 米太平洋時間で午後6時39分に1つの物理ロケーション「Availability Zone」にある幾つかのインスタンスが接続できなくなり、7時33分に落雷によって1つの電力配分装置(PDU)が破損したことが原因と判明。9時26分にはインスタンスの修復が始まり、翌11日の午前1時20分に復旧が完了した。 Amazonは、影響を受けたのは1つのAvailability Zoneのごく少数のインスタンスであるとしている。