Adobe Digital Publishingフォーラムに、いままさに参加中。 キーノートセッションが終わったところなんだけれど、なかなか興味深い話があったのでちょっと紹介しておく。電子書籍は紙とは違うものだけれど、実は本質的な部分で紙と同じ部分があるということ。それは何かというと、文脈だ。 どういうことかというと、電子書籍は文章があり、そこにビデオやら音やらを加えることができる。それだけならば、Webとたいして変わらないじゃないということになるのだが、Webとの違いはそこに文脈があるということなのだ。つまり、文脈という流れがあり、その適切なところに効果的なビデオなり音なりが挟み込まれていくことで、コンテンツの価値が高まり、読者のエクスペリエンスへとなっていくのだ。 これは、広告も同じ考え方になるとのこと。WIREDなどのすでに電子書籍で成功している雑誌には、Webではなかなか広告を打た