軽の3つの課題を解決 価格、バッテリー容量、航続距離というトレードオフのバランスさえうまく取れれば、BEVは、従来の軽自動車の課題を解決するものになるかもしれない。その課題とは、走行性能と静粛性、そして室内空間だ。 軽規格には、660ccという排気量の上限、全幅1.48メートル、全長3.4メートル、全高2.0メートルというサイズ面の上限がある。これは軽自動車のクルマとしての総合品質に大きな制約を課すものだ。 ところが、BEV化によってここが劇的に変わるかもしれない。「走行性能と静粛性、そしてより広い室内空間。軽自動車の課題の3つを打ち破った」と星野氏は言う。 走行性能としては、デイズのターボエンジンモデルの2倍のトルクとなる195Nmのモーターを搭載した。最大出力は47kWでガソリンエンジンモデルと変わらないものの、モーターの特性である低回転時からの高いトルクは、特に低速域において力強い走
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