薄く凍てつく冬の海に、音もなく果てしなく広がる氷の花、花、花...。この世のものとも思えない風景だけど、広い地球にはこういう眺めもあるんですね...。 この霜の花には塩分とバクテリアが豊富に含まれており、手ですくおうと思っても、そんなに簡単にはいかないんだそうですよ。 どのようにして形成されるのか? 海洋学博士課程のジェフ・ボーマン(Jeff Bowman)さんはこのように話しています。 北極・南極の海に氷が張る冬場にしばしば見られる現象。フロストフラワー(霜の花)の化学構造は複雑で、空中の凍った水分と凍った海面から出る塩分から成る。塩分が構造体の中に移動するのでかなりしょっぱく、塩分濃度は海水の最大5倍にもなる。同じ仕組みで、海水に含まれる他のもの(例:バクテリア)の濃度も高い。 南極海にも北極海にもものすごく沢山咲いてるのに、花を採るのは容易じゃない。 花の下にある氷が薄すぎて、歩いて
![こんな景色があるんだね...極寒の海に広がる氷の花畑](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/523abd465afb35942f2f49009396e41f6d373983/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2012%2F12%2F121216iceflower.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)