ブックマーク / kame710.hatenablog.com (32)

  • 2018.3.21 『存在論的…』④ - カメキチの目

    カメキチの目 前回③は「幸福感」ということだった。 こんどは、「ひきこもり」を「プロセス」(=過程)としてみること、 「ひきこもり」の自分を、③でも少し触れた「ある自己」と「する自己」という二重の視点からとらえることの重要性が説かれていた。 こういう視点も私にはとても新鮮でした。とても考えさせられたです。 ■プロセスとしてとらえる 固定的・静止的・名詞的な、動かないもの(止まっている状態)、として「ひきこもり」をみるのではなく、動くもの、動態的なものとして、動詞的にとらえるということ。 書から引用:「次に確認すべきことは、状態ないし状態像という把握は、あくまで外からの目に「そのように映っている」ということにすぎず、当然ながら「病気」を意味しないということ。 さらには、ここが肝心なところですが、引きこもっている「いまここ」での状態は、それ以前に引きこもっていない状態が先行しているということ

    2018.3.21 『存在論的…』④ - カメキチの目
  • 2018.3.17 プーチン・ロシアほか - カメキチの目

    カメキチの目 (『存在論的…』シリーズの途中ですが、ゴメンなさい) もう3週間にもなる。 ある日テレビが、プーチン・ロシアトランプアメリカの核兵器の小型化など新兵器の開発に対抗してつくり上げた新たな軍事システムを報じていた。 ロシアアメリカを超したとばかり、その功績は自分にあるとばかり、プーチンは大勢の人(その道のエラ方たち?)を立派な会場に集め、新たに開発した軍事システムを大がかりなスクリーンに映していた。 得意満面! そのうち予定の大統領選を控えての人気取りの企みらしいけれど、招待客のほとんどが新軍事システム・兵器のすばらしさに笑みをうかべ、大きくうなずいていた(鳥肌がたつ)。 こんなところをみると、招待客のような性向の人間(現生人類は遺伝子に好戦的性質をもっていると聞いたことが思いだされた)を、プーチンはただ代表しているだけだと思った。ロシアは独裁じゃないもんな。 「独裁」とい

  • 2018.2.14 『モアイのイースター島』 - カメキチの目

    カメキチの目 またテレビ番組をネタにしてすみません。 「刺激」に乏しい生活なのでテレビは(とともに)いろいろな世界をみせてくれるのでありがたいです。 録っておいた『モアイのイースター島』というBS・NHKの番組をみた。 「モアイ」や「イースター島」という言葉はよく耳にするけれど、上っ面だけしか知っていなかったことを痛感した。 番組は、21のミステリー(?)を解き明かすというかたちで進行。 どの謎も魅力があり、すばらしい番組でした(制作したスタッフのみなさんのご苦労が想われた)。 番組詳細はネットに譲り、感想をひとつだけ述べさせてください。 「イースター島には『人類の営みのすべて』がある」 最後のさいごに、ナレーターが語った言葉が胸に迫った。 感想は、このひと言にすべて凝縮される。 ミステリーは21もありましたが、その多くはイースター島いがいの地域(場所や時代をこえて)でもみられたに違いな

    2018.2.14 『モアイのイースター島』 - カメキチの目
  • 2018.2. 10 マウスを買った - カメキチの目

    カメキチの目 初めてですが、「レビュー記事」を書いてみようと思いました(買った商品が気にいったので)。 物のレビュー記事には遠く及びそうにありません。 マウス(もちろんパソコンの)を買った。 「Premium Fit  BSMBW500S(最後のSはサイズかな)」という。 バッファロー製のこれです。 いままで使っていたのが壊れたわけではない。 そういえば、マウスが壊れたという話は聞いたことはないです。 パソコン体が壊れかえたことありますが、マウスは引きつづいて同じモノを使っていたから変化がありません。こんど、机の配置がえみたいな感覚(気分転換?)で新しいマウスに変えてみました。 使っていたのが気にいらなくなったわけでもないので、ムダ、贅沢、バカなことと思ったですが、老いて物欲が減ったせいか買いたいモノはあまりなく、いいかーと思ったのです。ちょっとした刺激にもなりました。 値段は1700

    2018.2. 10 マウスを買った - カメキチの目
  • 2017.12.28 アンチエイジング - カメキチの目

    カメキチの目 もうすぐ2017年が終わる。 また年を越す。 つまり、また歳をとる私たち! 誰も平等に歳をとる。 つまり、時間は誰にも等しく流れる。 大嫌いなトランプたちと、カネ、地位、名誉…などには敗けても、これだけは同じだ。ザマーみろ! あたり前だけど、人類には永くても(この頃は疑われますが)個人には一度きりの人生。 子どものときは遅かった時間が、成長ともに速くなった。 車のようにストップし休めればいいのですが、それはムリ。車はバックさえできるというのに… ゾウの時間が、いつの間にかネズミになった。 時間実感の「ネズミ度」は年齢とともに加速度的にあがっている。 60を過ぎて、50代のときより4倍(個人的実感)です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「アンチエイジング」はすばらしい。 多くの人が支持をしているようだ(私もしています)。 大昔から人間が望んだ「不老長寿」も荒唐無稽の夢

  • 2014.12.16 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ① - カメキチの目

    カメキチの目 このところ特に、暗く重い記事になりました(気分のよい、明るいものを書きたいのが音。たとえ暗く重い記事でも、ユーモアでつつみ、笑いとばす余裕と能力があればいいのですが…) きょうは、老いの身(あくまで私的)からみた「買いもの」と「旅」についてのグチを吐きます。暗く重くはありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ある日のこと。 5%割びきデーなので、ふだんは買えないちょっと値のはるものを、と大型スーパーに行った。目的は衣服(女性もの)の購入だ。 しかし 「探したが、(探しかたが足りないのか)気にいった(似あう)のがなかった」 ・これもある日のこと。 旅行カタログが送られてきた。 「安いのはいいけれど、次から次へと行動予定が組みこまれた企画。これじゃ時間の余裕がない。せっかくの自然いっぱいの観光地。じっくりカメラを構えたいのに…」 ーーーーーーーーーーーーーーーー

    2014.12.16 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ① - カメキチの目
  • 2017.12.3 老人がキレる - カメキチの目

    カメキチの目 このまえテレビで、高齢者の「キレる」という問題 「問題」という言いかたが適切かどうか…ではありますが… をやっていた。 自分のことを指しているのかとドキッとした。 思いあたるフシもあるので視ました。 番組は朝のニュースの特集で短いものだったが、視聴者の興味をひくようにドラマ風にしたてられていた。 「その態度はなんだぁー!」始まっていきなり、コンビニの若い店員さんに怒鳴る高齢のオジサン(オジイサン)が映った。 じつは、ここに画像をグーグルさんから(勝手に)借りて貼りつけていたのですが、違反ではないかとご指摘をいただきました。で、はずしました。ゴメンなさい。 (私の注意不足か)この場面をみたかぎりでは、とくに店員さんが失礼、無礼な態度で応対しているとは見えませんでした(その高齢者がなんで怒っているのかよくわからなかった)。 しかし、そこにこそ「問題」がありました。つまり、怒鳴らな

    2017.12.3 老人がキレる - カメキチの目
  • 2017.11.2 『内田樹の生存戦略』⑥ - カメキチの目

    カメキチの目 ウチで「また内田さんのを書くの…」と、ちょっと非難のまじった口調のあきれ顔で言われました。続けて「政治の話が多くておもしろくない」とも。 (の終わりで、著者自身が政治・社会の話が多くなり…と書いておられた) そんなこともあり、きょうは非政治的な話にしました。 Q 超能力はほんとうにあると思いますか? A (内田さんの師匠の)先生はにっこり笑って、「人(師匠の知人)が(ご自分の身体が)浮くと言ってるんだから、そりゃ、浮くんだろう」と即答されました。僕、このスタンス、好きです。 … 超能力はあるんでしょうかという問いより、超能力者のうち信じていい人と、ついていってはいけない人はどこで見分けたらいいのかという問いの方がずっと現実的だと僕は思いますけど。 おもしろいQandAと思った。 ツレはこの手の話が大好きで、ずっと前から(たぶん私たちが出あったころから)「私は宇宙人はいると

  • 2017.10.26 立山 - カメキチの目

    カメキチの目 山へ行った。 いちおう結婚〇〇年の記念旅(二泊三日だけど半分は二人の義姉といっしょ)。 この前、黒部とともにNHKテレビ「ブラタモリ」で放送された立山である。 登山ではない、観光。 正確には「室堂」というバスの終着地の平らなところを歩き、山々を見あげた。それと「弥陀ヶ原」というところを歩いた。 観光客は「室堂平」という台地状の平地から立山連峰をはじめ周囲の高山を見あげ、その辺り、「みくりが池」や「みどり池」という自然湖の周囲を歩くのです。 (50代の初めのころは「登山者」にもなりました。室堂から立山連峰に登り、尾根歩きをしたこともあります。そのうち憧れの山、となりの「剱岳」に登るつもりでした。が、人生はわからないものです《山から滑落する前に木から落ちてしまった》。いまでは「滑落」さえできなくなり、剱のギザギザした岩嶺をあおぐだけです。トホホ…) 4度目の立山だが、今回は老年に

    2017.10.26 立山 - カメキチの目
  • 2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目

    カメキチの目 すばらしいに出あった。めったにあることではない。 もともと著者の内田樹さんは気に入っており、いままでも何冊か読んでいるが、これは人生相談のような体裁で、身ぢかな「悩み」「問題」に内田樹が答えるというもの。 この人ならではの答えがとてもおもしろかった。 あまりにおもしろいので、「読んでみたら…」とツレにすすめたけれど、「リンパ」(リンパ腺とかの)のを読んでおり、「そっちがおもしろい」と返された。 (リンパよりおもしろいのに…) リンパがあろうとなかろうと、記事にしたいとの読み始めからそう思いました。 (前にも書いたことありますが、内田さんはご自分のブログ記事も著作も、「著作権」を主張しないから自由に使っていいと、何かので述べておられたので、遠慮なく引用し、間に私の思い考えも挟んで紹介します。ただしQアンドAは、私の心に残ったものだけに絞ります) 書名は『内田樹の生存戦略

    2017.10.8 『内田樹の生存戦略』① - カメキチの目
  • 2017.9.27 国政選挙にあたって - カメキチの目

    カメキチの目 (前回の「耳掃除」に、いろいろ教えてくださりありがたかったです。ちょっと迷ったのですが、記事にしてよかったです。ほんとうにありがとうございました) 耳から一転、きょうはもうすぐ行われる国政選挙のことです。 はっきり言えば、自民党の勢力を、少しでも落そうと呼びかけたいことです。 独裁的な政治をやめさようということです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私の場合は、多感な若いとき、まわりから刺激され社会や政治に関心を持ちました。 直接的にはある友人に話かけられたことがきっかけです(その友人は私にはそれから生涯の「親友」になりましたが、精神を病んで、いまは連絡さえとれません)。 が、たぶんに、ベトナム戦争や、その頃の時代・社会の出来事の影響がありました。 今、トランプが切れて北朝鮮戦争をしかけたら、北朝鮮の名もなき人々が虫けらのように殺されていくのを(ベトナム戦争

    2017.9.27 国政選挙にあたって - カメキチの目
  • 2017.9.14 ナウマンゾウ - カメキチの目

    カメキチの目 先月の末、また旅に出た。 大きいのは(国内です)1年に2回だけ。2回のあい間に適当に小さいのをする。 退職しても、隠居の身分でも、人に頼られあてにされている方は忙しくたいへんだろうけれど、私はそういうこともなく、そのうえ平衡障害、付随して視界が揺れるほかいろいろな不快症状があるので、(ということを言いわけにして)まったく行動的でない。 活動的ではないが、ヒマでも退屈でもない。 かといって、「障害にもめげず…」ではちっともないです。障害を克服しようという意志はなく、甘んじている。が、歩けなくなっては困るのでそれなりに(気分におうじてコロコロ変わるけど)運動は少しばかりしています。 終日、家にてパソコンとにらめっこというのが圧倒的に多い日々(パソコンといいましたが、正確には「はてなブログ」)を過ごしている。 しかし、ずっと腰かけているのは身体によくないので、春とか秋は散歩する。

    2017.9.14 ナウマンゾウ - カメキチの目
  • 2017.9.10 つれづれの記⑩ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] 父は自営で山仕事をしていた。 ところが日社会は高度経済成長が始まる。 安い材木が大量に輸入され、父だけでなく、日の林業は立ちいかなくなった。 都会には多くの労働者に働いてもらうために住むところ、家を用意しなければならない。建てなければならないのだ。そうでなければ、第二次産業、つまり製造業は労働者不足で成りたたない。 農林水産。なかんずく林業なぞ、「国策」の第二次産業優先にかなわない。かなわないどころか切り捨てだ。 東南アジアなどからの外材は当時は豊富にあったし、「森林保護」も「地球温暖化」も「生態系保護」も今日のようには叫ばれていなかった。それに現地の労働者の賃金は日とくらべて格段に安いので、コストがかからず、内材がたちうちできようはずがない。並行して、 農業、水産業も軽視され、電気エネルギーを生みだすために、私たちのあまり知らないうちに

    2017.9.10 つれづれの記⑩ - カメキチの目
  • 2017.9.7 つれづれの記⑨ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] ・水 いくらでも裏山から引けた。 ビニールパイプなど便利な材料はまだなく、竹が使われていた。また、どこの家にもそれほど深くない井戸もあった。 水洗蛇口などというハイカラなものはなかったので、いったん桶に水をためて使ったのかな。 チョロチョロ…。引いた水は絶えることなく流れている。 井戸水を釣瓶(のちに手押しポンプ)でバケツに汲み、なんども風呂の釜まで往復したことを、そのときは少年になっていたのでよく覚えている。 こんな自然がうみだす水(ということは誰のものでもある。欲しいときは誰も使える)を、ある企業が買い占める。水の湧きだす土地を買い占める。 その水を「どこそこの天然水」としてペットボトルに詰めこんで、誰もが手軽に安い値段で買えるような商いをするまでは許せても(これとて許せられないか)、 たとえば(海外の大ガネ持ち。国内でも《自分はカネがなく

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  • 2017.8.21 つれづれの記⑦ - カメキチの目

    【続き】 [学校②] 小学生のときのこと。 ・貴重な思い出 モノの貧しい時代だった。テレビもなかった。 3か4年生のころ(クラスは1学年1学級。みなで10数名)、『小学(3か4)年生』という「小学館」という出版社の月刊学習誌をクラスでとっていた。あくまで「学習」が名目。 ちなみにまだあるようです。のぞいたときだけそうだったのかもしれませんが、 「1年生」しか屋さんにはなかったです。 漫画雑誌もあったが当時はまだ週刊はなく、月刊のみ。 それには必ず毎月、紙で(ときどきセロファンもまじっていた)作られた付録がついていた。完成品もあるが半完成品が主。 付録は、男の子や女の子の好きそう、喜びそうなものだ。出版社は「男女平等」に配慮してか、毎号ごと必ずどっちもつけていた。 「男女平等」はいいけれど、付録の中身たるや、「差別」ではないでしょうかが「区別」の決めつけのようなものがあり、現代ならクレーム

    2017.8.21 つれづれの記⑦ - カメキチの目
  • 2017.8.17 蝉 - カメキチの目

    カメキチの目 いま、書いておかなければならないと思いあわてて記事にした。 まだまだかもしれないが、長く生きてきて、私はこのごろ日の自然の移ろいに敏感になったようだと、自己満足している。 あくまで「自己満足」。 だからどうした?ということではないが、「自分」にこだわるのもいいけれど、そこを離れて自然を感じるのも、「感じている自分」を感じて、またいいと思った。 季節は盆を過ぎた。 盆前には二四節季の「立秋」があるし、七二候の「寒蝉鳴(かんせん《ひぐらし》なく)」があった。 台所には「旧暦カレンダー」を吊りさげていますが、二四節季七二候の日はたいてい合っており、昔の人の自然を感じる感覚にはおそれいります。 ちょっと静かなときが増えたけれど、まだ蝉がないている。「シャアーシャアー…」 まるで樹から音が「降ってくる」感じ。 ことしの自分が見聞きするのは、ほとんどがクマゼミ。 これまでの中心はアブラ

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  • 2017.8.7 8月、そして戦争 - カメキチの目

    カメキチの目 読者のおひとりにナオニートさんという若い男性がおられる。 → ブログ名は「ナオニートの備忘録」 いつもは「備忘録」、つまり雑記帳がわりに書いておられるのかな。 隠居ジジイの私などハナからついてゆけない記事もあり、飛ばすこともある(ゴメンなさい!)。飛ばさないでも、まじめに読んでいないときがある(またゴメンなさい)。 でも、若いエネルギーをいただき感謝感謝です。 ところがこれはたいへんおもしろかった。90歳という方の新聞投書記事を切り抜いて紹介され、ご自分の思いを書いておられた。 → 「自民党(自滅党)について。」と題された最近の記事である。 投書の方は90歳のご老人。周囲から、それまでしていたいろいろなことを一度にやめるとボケると心配され、それなら国会議員にでもなろうかと考えられたらしい。 90で志されるところがステキ! 思わず、「爪の垢でもください!」と思った。 この方はお

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  • 2017.8.3  つれづれの記④ - カメキチの目

    カメキチの目 【続き】 [小さな小さな繁華街] 「なんとか銀座」までは7㎞。 ひらけた感じがする。小さな盆地という地形。 そこが「故郷」の中心地。実家がある集落みたいに山が陰となっていないので明るい。 役場(バカ《と私は当時もいまも思っている》な平成の市町村大合併によりいまは「市役所」)や商店、病院(医院)、警察署、消防署、電電公社(いまのNTTの前身。まだAUもソフト…もなかった)などが集中していた。 実家の前の川は「小川」。瀬がほとんどなのに、ここではいくつかの支流があつまり、流れは太くなっているので、あちこちに淵もみえ、そこだけ川底は見えない。 たかが7㎞とはいえ、これだけ離れるだけで「地方」は風景がさま変わりする。 ・バスセンター ここは国道ぞいの街。だから、街の中心部には「小さな小さな繁華街」とともに「バスセンター」があった。 街は迷路のような小路が走っており、国道の広い道も通っ

    2017.8.3  つれづれの記④ - カメキチの目
  • 2017.7.31 『動物のいのちを考える』1 - カメキチの目

    カメキチの目 『動物のいのちを考える』(朔北社)というにであった。 この前から「つれづれ…」という自分の昔話を書いていますが、きょうはこっちを書きます。ゴメンなさい。 は、 ①伴侶動物(ペット) ②産業動物(牛や豚など) ③動物園動物 ④実験動物(マウスなど) ⑤野生動物 の順で、さまざまな立場の人が書いている。 ブログを始めて広がった私の世界の一つに「動物福祉」というものがあります(カフェインさん、ありがとうございます)。 恥ずかしながら、人間の福祉には携わっていたのですが、「福祉」を動物に広げて考えたことはありませんでした。 ただ、歳をとり人間とか人類を相対化し、空間に広げれば「生き物の一種」、時間に広げれば「生命発達の一段階」と思うようになってきた。 ロボット、人工知能、バイオ…と科学技術万能、その身勝手さを嘆かわしいと思うようになってきたので、「動物福祉」という言葉がとてもよく

    2017.7.31 『動物のいのちを考える』1 - カメキチの目
  • 2017.7.13「随所に主と作れば…」  - カメキチの目

    カメキチの目 禅語 隋処に主と作(な)れば 立処皆真なり (ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり) 「隋処に主となる」とは、どこでも主体的ということ。 「主体的」とは、「自分が…自分が…」と目だとうすることではありません。 主体的に生きれば、「立処皆真」なり。つまり、あなたが歩もうとする道、歩んだ道は、みんな「真実」なのだよ、ということか。 言い換えれば、あらゆる場・時にあっても自分を忘れず見失わず、ということは自分の頭でちゃんと考え、自分の人生の主人公は「自分自身」であろうとすれば、あろうと努力する限り、そんな自分の姿というのは「真実」だということ。 出世を人生の目標にするのはいいとして、そのために上司の顔色をうかがう、長いものに巻かれる、「ソンタク」する処世術も、それを自分で選んでいるので「主体的」なんだろうか?「立処皆真」だろうか? 考えていたらわからなくなってきた… ところ

    2017.7.13「随所に主と作れば…」  - カメキチの目