TCP/IPとともに広く普及したイーサネット。今回は、イーサネットのフレーム構造とMACアドレスについて解説。 連載目次 IEEE 802では、データリンク層を、上位のLLC(論理リンク制御)副層と下位のMAC(メディアアクセス制御)副層に分けており、このうちイーサネットの規格に含まれるのがMAC副層である。今回は、そのMAC副層で送受信されるイーサネットのフレームの構造について見てみることにする。まずはMACアドレスについて解説し、その後フレームの構造を説明する。 MACアドレス ネットワークに接続されているステーションを特定するために使うのが「MACアドレス(Media Access Control address)」で、「イーサネット・アドレス」や「物理アドレス」、「ハードウェア・アドレス」などとも呼ばれている。MACアドレスは、イーサネット・インターフェイスごとに割り当てられている
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