ご無沙汰しています。ブログの更新がかなり止まってしまっていました。 さて、岡山にある「つながる地域づくり研究所(http://www.tsunaken.net/)」というところが発行している地方自治体情報誌“つな研ナビ”の第35号(12月発行予定)に、「大学で育成すべき“ジェネリックスキル”とは何か?」というテーマで寄稿しました。本来は会員しか読めないのですが、転載を許可していただいたので、ブログにも掲載します。 つな研の代表理事の一井暁子さんは、元岡山県議会議員で岡山県知事選にもチャレンジしたパワフルな方。実は僕とは小学校1・2年と中学校の同級生です。小学校1年の時から抜群に頭が良かった人で、岡山の未来を切り開く注目人材の一人だと思っています。一井さんとはFacebookが縁で再びつながり、僕もいろいろご相談させてもらったり、このように文章を寄稿したりということが始まりました。 さて、昨
下記の通り、2016年度のセンター出版物を刊行しました。 ・大学論集第49集(2016年度) ・高等教育研究叢書134~138号 ・コリーグ50号 ・Higher Education Forum Vol.14 情報調査室HPよりダウンロード可能です。 ご活用ください。 また、今年度の出版物送付の際、お知らせを入れておりますが、 2017年度以降のセンター出版物送付は希望者のみとさせて頂きます。 今まで通り送付が必要な方は、その旨を明記の上、高等教育研究開発センター宛 (k-kokyo@office.hiroshima-u.ac.jp)にメール頂くか、巻末の文献受領書はがき「継続を希望する」に○をしてご返信ください。 ご連絡のない場合は、以降の出版物の送付(コリーグを除く)を停止致します。 なお、大学・図書館等の機関に関しては、今まで通りお送り致します。 ご不要の場合は、お知らせください。
2009年~現在に至る 多様な大学入試制度が高校の進路指導に与えてきた影響について研究をしています。近年では、AO入試に対する進路指導が常態化し、従前あった学力重視の進路指導が学力上位校で、新規の多様な能力観に基づく進路指導が学力下位校に広まっていることを全国調査で明らかにしてきました。この状況は、進路指導の二極化を表すもの(「ガイダンス・トラッキング」と呼んでいます)であり、木村は「「ガイダンス・ディバイド(進路指導によって生じる学力格差)」と呼んでいます。AO入試の位置づけ、社会的イメージが変わらない限り、この現象はますます拡大していくと思われます。 また、JCIRPの調査データを用いたところ、高校時代の探求学習体験が必ずしも大学入学後の充実と関係していないことも分かってきました。「やらされる」探求学習にどれだけ意味があるのか、制度としてもそれを評価する入試方法に対しても大いに疑問を持
ホライズン・レポート(Horizon Report)とは 米国のNew Media Consortiumが2004年から毎年発行しているレポートで、高等教育において(1)今後1年以内に、(2)今後2~3年のうちに、(3)今後4~5年のうちに、影響を与えるであろうと思われる技術について、世界各国の専門家や有識者等、30~40名からICT活用教育のパネル意見調査を収集し、リストアップして、解説したものです。 このレポートは米国の高等教育機関におけるICT活用教育の将来計画や予算配分に多大な影響を与えているレポートで、米国で最大の高等教育におけるICT活用に関する専門団体であるEDUCAUSEのEDUCAUSE Learning Initiative (ELI)も、このレポートの作成に関与しており、毎年1月に開催されるELIの年次大会で新しい年のホライズン・レポートが発表されます。 閲覧・ダウン
「徳島大学総合教育センター」は新しいURLに移動しました。 旧URL https://www.tokushima-u.ac.jp/cue/ ↓ 新URL https://www.tokushima-u.ac.jp/highedu/ お気に入りやブックマークへ登録されている方は、お手数ですが設定の変更をお願いいたします。
1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 日本に巣食う「学歴病」の正体 今の日本には、「学歴」を基に個人を評価することが「時代遅れ」という風潮がある。しかし、表には出にくくなっても、他者の学歴に対する興味や差別意識、自分の学歴に対する優越感、劣等感などは、今も昔も変わらずに人々の中に根付いている。 たとえば日本企業の中には、採用において人事が学生に学歴を聞かない、社員の配属、人事評価、昇格、あるいは左遷や降格に際しては仕事における個人の能力や成果のみを参考にする、という考え方が広まっている。しかし実際には、学
現在位置 トップ > 政策・審議会 > 審議会情報 > 科学技術・学術審議会 > 学術分科会 > 人文学及び社会科学の振興について(報告)-「対話」と「実証」を通じた文明基盤形成への道- 目次 はじめに 第一章 日本の人文学及び社会科学の課題 第一節 「研究水準」に関する課題 (1)独創的な研究成果の創出 (2)歴史や社会に根ざした研究活動の展開 -日本で創造された知への関心- 第二節 「研究の細分化」に関する課題 第三節 学問と社会との関係に関する課題 (1)学問と社会との「対話」 (2)社会からの支持 第二章 人文学及び社会科学の学問的特性 第一節 対象 (1)「メタ知識」 (2)「精神価値」、「歴史時間」及び「言語表現」 (3)「社会構造」、「社会変動」及び「社会規範」 「社会」 「社会構造」、「社会変動」及び「社会規範」 第二節 方法 (1)対話的な方法 歴史や文化による拘束 経験
学校の機能に関する講義をする時、最初の発問で、「学校が果たしている社会的な働き(社会的機能)って何だと思う?」と学生に聞くと、「はっ?当然、教育でしょ?!」という回答や似たような反応が返ってくる。 教育社会学では、学校は「教育・社会化」以外に、2つの機能を持つと考える。第二の機能は「選抜・配分」である。学校は進路指導や成績評価(内申点)を通じて、生徒を事前選抜している。また、高等学校や大学等は入学試験を通して、入学者を選抜する。 学校における選抜は社会システムにおける人材の配分に関わる。すなわち、現代社会は社会的分業によって成り立っているが、多様な職業の社会的地位、社会的役割、威信、所得は異なる。各人を適性や能力に応じて、様々な社会的地位や社会的役割に「配分」していくことが学校の機能の一つである。 第三の機能は「正当化」である。資本主義社会では、人びとは異なる地位、役割、威信、所得の職業や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く