登校中の小学生をはねた軽自動車=広島県福山市藤江町 10日午前7時45分ごろ、広島県福山市藤江町の県道で、登校中の小学生の列に軽乗用車が突っ込み、児童4人が重軽傷を負った。福山西署は、運転していた同市沼隈町下山南の警備員、村田真樹容疑者(38)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。同容疑者は「漫然と運転していてはねたが、事故のことはよく覚えていない」と話しているという。 同署によると、けがをした4人は近くの市立藤江小学校に通う4〜6年の男女。うち2人が腰や足の骨が折れた恐れがあるといい重傷、2人は軽傷という。 現場は片側1車線のゆるやかな左カーブで、歩道と車道の間にガードレールはなかった。同署によると、4人は他の児童らと一緒に計10人で歩道を歩いて登校していたところ、車が中央線を越えて後ろから突っ込んできたという。 現場から約50メートルの場所で登校を見守っていた交通指導員の