ハキリアリが有名ですが、魚にも農業(というより栽培?)をして、自分で餌を確保する種がいます。 クロソラスズメダイという魚は、なわばりの中に自分専用の「畑」のようなスペースを作り、そこで“農業”を行います。 その中でイトグサという紅藻の仲間を育てていますが、そのイトグサ類はクロソラスズメダイの畑以外ではまったく見かけないそうです(他の種類の藻類に押されて生育できなかったり、ほかの藻類食性の動物に食べつくされてしまうため)。 クロソラスズメダイはそのイトグサを食べないと生きられず、逆にイトグサはクロソラスズメダイの世話なしでは生えることさえできないという特別な共生関係(栽培共生)が結ばれています。 ☆大発見!農業する魚:http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/detail.cgi?sp=p060 ☆サンゴ礁で農業をする魚!?クロソラスズメダイを追う: