社会では頻繁に語られるのに、教職課程ではなぜか十分には教えられていない〈教育格差〉。この現状を憂えた教育社会学者が集結し、学校現場の教師や教員を目指す学生、大学教職課程の担当者などからの膨大なフィードバックをもとに、〈教育格差〉と現代教育の諸側面との関わりを解説。教育関係者のみならず、教育について考えたいすべての人のための教育社会学・入門書。 [ここがポイント] ◎ 格差を切り口に教育社会学の最新のデータと研究知見を学ぶ ◎ 教職現場で役立つ知識を重視した記述 ◎ 「教育関係者のための教育社会学概論」と「学校現場で使える教育社会学」の2部構成 ◎ ゼミや読書会等で有用な「ツイート課題」「レポート課題」を全ての章に掲載 ◎ 各章に「文献紹介」「メディアの紹介」を配置し独学もサポート はじめに 第Ⅰ部 教育関係者のための教育社会学概論 第1章 教育は社会の中で行われている(中村高康) 1 教職