スエズ運河で大型コンテナ船が座礁したというニュースが入ってきました。 ▼スエズ運河で大型コンテナ船座礁、運河ふさがれ船舶航行できず https://www.cnn.co.jp/world/35168336.html 3月24日、スエズ運河当局の発表によると、パナマ船籍の大型コンテナ船、「エバーギブン」が、電気系統のトラブルによって制御できなくなり、強風と砂嵐のために視界が悪化して座礁したとのことです。 気候的な話をすると、エジプトの首都カイロは年降水量が35mm程度(東京はおよそ1600mm)と少なく、非常に雨が少ない都市です。カイロは砂嵐が舞いやすく、強い日差しや砂埃を避けるために、古くからの家屋は玄関や窓が小さい特徴があります。座礁した当日も、カイロ空港にて毎秒10mを超える強い風が吹いていたようです。 エバーギブンは全長400メートル、幅59メートル、22万4000トンの大型船舶です