ブックマーク / www.hiroshima-u.ac.jp (34)

  • 【研究成果】なぜ免疫系はウイルスを排除して食べ物を排除しないのか?〜予測符号化に基づく免疫記憶のアップデート〜

    免疫応答を記述する数理モデルを開発 免疫系が適切な応答を起こすための学習過程を機械学習の概念を用いて記述 抗原の特徴に応じて異なる強さの応答が誘導されることを示し、アレルギーの発症やその治療効果を再現 広島大学大学院統合生命科学研究科データ駆動生物学研究室の田直樹教授(兼任:京都大学生命科学研究科特命教授、自然科学研究機構生命創成探究センター客員教授)、吉戸香奈さん(京都大学生命科学研究科大学院生)らからなる研究グループは、免疫系が体内への様々な侵入者(抗原)に対して有害か無害かを判断し、適切な免疫応答を起こす仕組みを提案する数理モデルを開発しました。 免疫系は自己(体内にある物質)と非自己(ウイルスなどの外からの侵入者)を判別できることは良く知られています。しかし、非自己の抗原には、有害なウイルスや細菌だけでなく、無害な花粉やべ物なども含まれていますが、どのように免疫系がそれらを識別

    【研究成果】なぜ免疫系はウイルスを排除して食べ物を排除しないのか?〜予測符号化に基づく免疫記憶のアップデート〜
  • 【研究成果】遺伝子の活性化をリアルタイムで検出する「STREAMING-Tag」システムを開発

    特定遺伝子の細胞核内局在および転写状態を生きた細胞で観察可能な新規技術を開発 転写を開始したRNAポリメラーゼを生細胞で観察する技術を開発 技術を利用することで、遺伝子の転写状態に応じて特定のタンパク質が遺伝子近傍に集積することを世界ではじめて解明 広島大学大学院統合生命科学研究科の落合 博准教授、大石 裕晃研究員、山 卓教授、東京工業大学 科学技術創成研究院の木村 宏教授、九州大学 生体防御医学研究所の大川 恭行教授らのグループは、生細胞内の特定内在遺伝子の転写と関連タンパク質の同時イメージングから、転写調節因子と転写活性の時空間的な関係を明らかにしました。研究成果は、「Nature Communications」オンライン版に令和4年12月20日の19時(日時間)に掲載されます。 ヒトの身体は30兆個以上の細胞から構成されています。個々の細胞は、組織や器官によって機能が異なって

    【研究成果】遺伝子の活性化をリアルタイムで検出する「STREAMING-Tag」システムを開発
  • 【研究成果】幹細胞の栄枯盛衰のメカニズムを提唱〜多細胞組織における階層性と競争原理が織り成す幹細胞ダイナミクス〜

    多細胞組織における幹細胞のふるまいを包括的に記述する統一理論を提唱 既存のモデルには存在しなかった現象を予言し、実際の組織のデータと照合 幹細胞恒常性の異常により起こる疾患の数理的アプローチによる理解に期待 広島大学大学院統合生命科学研究科データ駆動生物学研究室の田直樹教授(兼任:京都大学生命科学研究科特命教授、生命創成探究センター客員教授)、京都大学の中牟田旭さん(理学部生)、吉戸香奈さん(生命科学研究科大学院生)らからなる研究グループは、腸や骨髄などの組織にある幹細胞が、成熟(分化)した細胞をどのような法則で絶えず供給しているのかを記述する統一理論を提唱し、実験データからその妥当性を示しました。 多細胞組織において幹細胞がどのように分化細胞を供給しているのでしょうか?そのメカニズムは生物学における長年の謎でした。数十年来の仮説は「組織の階層性」によるもので、少数の司令塔となる幹細胞が

    【研究成果】幹細胞の栄枯盛衰のメカニズムを提唱〜多細胞組織における階層性と競争原理が織り成す幹細胞ダイナミクス〜
  • 「未来博士3分間コンペティション2022」で本学学生4人が「最優秀賞(英語部門)」ほかを受賞しました

    2022年11月23日に、「未来博士3分間コンペティション2022」を開催しました。 昨年に引き続き、年度も日国内の大学に在籍する全ての博士課程後期学生を募集対象とし、全国18の国公私立大学から69件の応募がありました。厳正な動画審査を経て、博士課程後期学生20人(日語部門:10人、英語部門:10人)が、ファイナルステージに登壇しました。 331人という多数の一般オーディエンスが見守る中、ファイナリスト達は、1枚のスライド、持ち時間3分で自身の研究のビジョンと魅力をわかりやすく語り、オーディエンスの知的好奇心を掻き立てました。 また、プレゼンテーション後に行われたパネルトークセッションでは、日語部門モデレーターに田 隆行氏 (科学コミュニケーター)、英語部門モデレーターに今羽右左 デイヴィッド 甫氏 (京都大学 総務部 広報課 国際広報室 室長)を迎え、各部門のファイナリスト達が

    「未来博士3分間コンペティション2022」で本学学生4人が「最優秀賞(英語部門)」ほかを受賞しました
  • 【研究成果】ツキノワグマは冬眠期に筋肉を省エネモードに変化させることで筋肉の衰えを防止していることを発見

    冬眠期のツキノワグマの筋肉を活動期と比較したところ、長期間の絶・不活動にもかかわらず、冬眠中でも筋肉が全く衰えていないことを確認しました。 冬眠中のクマの筋肉細胞では、筋肉を構成するタンパク質の合成・分解の制御系の両者ともに顕著に抑制される「省エネモード」にあることを明らかにしました。 筋肉内の有酸素系エネルギー代謝を制御するミトコンドリア関連制御因子の遺伝子発現や酵素活性も、冬眠期の筋肉では顕著に抑制されていました。 これらの成果は、長期間の不活動・栄養不良を経験し、それでもなお筋肉や運動機能が衰えないという冬眠動物の特徴を説明するものであり、将来的にはヒトの寝たきり防止や効果的なリハビリテーション手法の開発につながることが期待されます。 広島大学大学院医系科学研究科生理機能情報科学の宮﨑充功准教授は、北海道大学大学院獣医学研究院環境獣医科学分野野生動物学教室の下鶴倫人准教授・坪田敏男

    【研究成果】ツキノワグマは冬眠期に筋肉を省エネモードに変化させることで筋肉の衰えを防止していることを発見
  • 【研究成果】メンデル遺伝型マイコバクテリア易感染症(MSMD)を見逃さない―MSMDの原因としてSTAT1異常症が多い―

    メンデル遺伝型マイコバクテリア異常症(MSMD)の4家系でSTAT1異常症を同定しました。 新奇STAT1変異を含むすべての変異が機能喪失型であることを証明しました。 わが国のMSMDではSTAT1異常症が最も多いことが明らかになりました。 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科小児地域成育医療学講座の金兼弘和寄附講座教授と発生発達病態学分野の友政弾大学院生の研究グループは、聖路加国際病院小児科の小野林太郎医員、長谷川大輔医長らのグループ、広島大学大学院医学系学研究科小児科学の岡田賢教授、津村弥来研究員らのグループ、久留米大学、金沢大学、札幌医科大学、岐阜大学、千葉大学との共同研究で、メンデル遺伝型マイコバクテリア易感染症(mendelian susceptibility to mycobacterial disease: MSMD)の4家系8例で、新奇変異を含むSTAT1異常症を同定しま

    【研究成果】メンデル遺伝型マイコバクテリア易感染症(MSMD)を見逃さない―MSMDの原因としてSTAT1異常症が多い―
  • 【研究成果】赤ちゃんの行動を知ることが、産後うつ予防の鍵に

    米国で開発されたHUG Your Babyという育児支援プログラムを日語に翻訳し、都内の二施設の妊娠30週以降の妊婦さんを対象に導入しました。 プログラムでは、赤ちゃんの発達行動学に基づき、簡単に赤ちゃんの状態を判断する方法、刺激過多を示す身体と行動の特徴、赤ちゃんを寝かせる・飲ませる・遊ぶコツなどの内容が含まれています。 221人(受講者121人、非受講者100人)の産後の女性のデータから、プログラムを受講した人は、産後1ヶ月と3ヶ月の産後うつのスコアが低く(受講者1ヶ月平均5.66点、3ヶ月平均4.00点、非受講者1ヶ月平均6.93点、3ヶ月6.10点)、産後1ヶ月の育児の自信のスコア(受講者平均34.42点、非受講者平均28.11点)が高いことがわかりました。 広島大学大学院医系科学研究科の新福洋子教授および共同研究者のチームが、米国で開発されたHUG Your Babyという育児

    【研究成果】赤ちゃんの行動を知ることが、産後うつ予防の鍵に
  • 【2022年11月2日開催】第103回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第108回広大ACEセミナー) のご案内

    広島大学東広島キャンパス工学部112講義室(会場が普段と違います。ご注意ください。) 広島大学までのアクセスについてはこちら 工学部の構内建物配置図についてはこちら 工学部の講義室の配置図についてはこちら プログラム 解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦 講演 広島大学大学院先進理工系科学研究科 D2 モハメド アフメッド モハメド アリ 「Ru / CNTを使用したグルコースの超臨界水ガス化の反応速度決定」 カーボン ナノチューブ (CNT) は、バイオマスのガス化のための可能な触媒担体です。 CNT担体を有する0.5重量%のルテニウム(Ru)ベースの触媒が調製された。 超臨界水 (SCW) の下でさまざまな条件でグルコースをガス化する際の触媒の効果は、反応速度を取得し、モデルを設計するために理解することが重要です。 このような反応では、充填床反応器を 25 MP

    【2022年11月2日開催】第103回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第108回広大ACEセミナー) のご案内
  • 【研究成果】女子は男子よりも睡眠不足、さらに精神的不健康との関連も高い 〜 小4~高3(9,270人)の生活習慣調査で判明 〜

    学齢が上がるにつれ生活リズムの夜型化と睡眠時間の減少が顕著に。高校3年生では1週間の平均睡眠時間が7時間9分と日人全体の平均より短い。 女子は男子に比べ、休日の朝に起きるのが遅く、平日5日間で合計1〜3時間程度の睡眠不足に陥っている可能性あり。 女子は男子に比べ、睡眠不足や社会的時差ボケと、精神的不健康との関連が高い。 広島大学大学院医系科学研究科公衆衛生学、田原優准教授(研究当時は、早稲田大学理工学術院)と、早稲田大学柴田重信研究室、東京工業大学高橋将記研究室、株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所は、子どもの生活習慣と健康、学習習慣の関連を調べる目的で、全国の小学4年生から高校3年生までの9,270人(各学年、男女それぞれ515名)を対象に、「子どもの生活リズムと健康・学習習慣に関する調査」を実施しました(2021年6月、web調査)。 子ども

    【研究成果】女子は男子よりも睡眠不足、さらに精神的不健康との関連も高い 〜 小4~高3(9,270人)の生活習慣調査で判明 〜
  • 【2022/10/25開催・オンライン・要申込】第1回地中熱セミナー(第200回広大ACEセミナー)のご案内

    地中熱セミナーは、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点(HU-ACE)の主催で開催するものです。 カーボンニュートラルへの需要側の取り組みとして地中熱利用の推進に関する基的な考え方から最先端の情報までをカバーして、議論を深めていくことを目的としています。 記念すべき第1回は、北海道大学大学院 工学研究院 環境工学部門 教授の長野克則様にご講演を頂きます。長野様は、地中熱利用に関して、帯水層蓄熱をはじめ、様々な研究を国内外に発信し、近年は、設計ツールやヒートポンプ機器など、日における普及促進に必要な技術開発を牽引されておられる方です。セミナーでは、世界の地中熱利用の現状を含めて最新の研究内容についてもお話いただきます。 以下の日程で開催しますので、是非ご参集下さい。

    【2022/10/25開催・オンライン・要申込】第1回地中熱セミナー(第200回広大ACEセミナー)のご案内
  • 【研究成果】CRISPR/Cas9によるゲノム編集技術を用いたフィラデルフィア染色体の生成 -フィラデルフィア染色体陽性白血病の病態解明と新薬開発のためのモデル実験系の確立-

    Home 【研究成果】CRISPR/Cas9によるゲノム編集技術を用いたフィラデルフィア染色体の生成 -フィラデルフィア染色体陽性白血病の病態解明と新薬開発のためのモデル実験系の確立- 【研究成果】CRISPR/Cas9によるゲノム編集技術を用いたフィラデルフィア染色体の生成 -フィラデルフィア染色体陽性白血病の病態解明と新薬開発のためのモデル実験系の確立- 山梨大学医学部小児科学講座の玉井望雅臨床助教と犬飼岳史教授らと、北海道大学病院検査・輸血部の藤澤真一臨床検査副技師長と豊嶋崇徳部長、ワシントン大学医学部(ミズーリ州セントルイス)・発生生物学部門の神元健児研究員および腎臓内科の大町紘平研究員、広島大学・原爆放射線医科学研究所の仲一仁准教授、国立成育医療研究センター・ゲノム医療研究部の要匡部長らの研究グループは、ヒトのがんで最初に同定された染色体異常であるフィラデルフィア染色体を、CRI

    【研究成果】CRISPR/Cas9によるゲノム編集技術を用いたフィラデルフィア染色体の生成 -フィラデルフィア染色体陽性白血病の病態解明と新薬開発のためのモデル実験系の確立-
  • 【研究成果】放射光の時間構造をアト秒精度で制御

    九州シンクロトロン光研究センターの金安達夫副主任研究員、名古屋大学シンクロトロン光研究センターの高嶋圭史教授、真野篤志技術職員、富山大学の彦坂泰正教授、広島大学放射光科学研究センターの加藤政博教授(分子科学研究所特任教授)らの共同研究チームは、アト秒の精度(1アト秒は100京分の1秒;注1)で放射光(注2)の時間構造が制御できることを実証しました。分子科学研究所の放射光施設UVSORを利用して、数フェムト秒だけ継続する2つの放射光波束の時間差が数アト秒という高い時間精度で制御されている様子を2つの異なる手法で観測することに成功しました。 ほぼ光の速度(約30万km/秒)まで加速された電子をアンジュレータと呼ばれる装置(注3)を用いて蛇行運動させてやると、強い光を放射します。このような装置を2台直列に並べると、数フェムト秒(1フェムト秒は1000兆分の1秒;注1)という短い時間持続する光の波

    【研究成果】放射光の時間構造をアト秒精度で制御
  • 【研究成果】白い鉄錆で安全にUVカット ~酸化チタンを代替する日焼け止めクリーム素材として期待~

    1.国立研究開発法人物質・材料研究機構、北海道大学、および広島大学からなる研究チームは、紫外線(UV)を吸収する無色の二核鉄イオン(図の紫色の球、不安定)を多孔質シリカ(二酸化ケイ素)で安定化させた酸化鉄系材料を開発しました。研究成果は、今後性能を高めることで、安全性に懸念が残る酸化チタン(化粧品や日焼け止めクリームのUV防止材)の代替品として期待できます。 2.酸化チタンは白色顔料やUV防止材(主に反射させ無害化する散乱材)、光触媒などとして、化粧品や日用品、品、医薬品、建材等の分野で幅広く利用されていますが、2020年にEUによって発がん分類区分2に指定されたのを皮切りに、フランスでは品利用が禁止されるなど、その利用と製造が制限されつつあります。国内では使用は制限されていませんが、現在の酸化チタンへの依存度とその市場規模を鑑みると、酸化チタン代替材料の開発は重要な社会課題と言えま

    【研究成果】白い鉄錆で安全にUVカット ~酸化チタンを代替する日焼け止めクリーム素材として期待~
  • 【研究成果】遂に実現!複数の極限環境下での物質のふるまいを測定可能に。 ~スピンと格子が織りなす多彩な全磁気相をマッピング~

    大阪大学大学院理学研究科の大学院生の二木克旭さん(博士後期課程)、木田孝則助教、萩原政幸教授らの研究グループは、東京大学物性研究所の金道浩一教授と上床美也教授、広島大学大学院先進理工系科学研究科の井上克也教授、大阪公立大学大学院工学研究科の高阪勇輔助教、ネール研究所のJulien Zaccaro博士らと共同でキラル三角格子反強磁性体CsCuCl3の飽和磁場※2を超える磁場範囲で圧力下の磁気相図を作成することに成功しました(図1)。 三角格子反強磁性体では、磁性イオン※3の持つスピンが格子の幾何学的フラストレーション※4の影響を受けるため、特定の方向にスピンが並んだ状態を一意に決めることが困難になることが知られています。この時、スピンの向きを制御する磁場と格子を変形する圧力を三角格子反強磁性体に同時に加えることで、フラストレーションが抑制され、物質の磁気的性質の劇的な変化が期待されます。

    【研究成果】遂に実現!複数の極限環境下での物質のふるまいを測定可能に。 ~スピンと格子が織りなす多彩な全磁気相をマッピング~
  • 湯﨑広島県知事と髙垣東広島市長がミライクリエを視察しました

    5月31日、県・市町連携会談のため東広島市を訪れた湯﨑英彦 広島県知事が、髙垣広徳 東広島市長とともに、広島大学ミライクリエを視察されました。 湯﨑知事と髙垣市長は、ミライクリエの1階で、学生たちがパソコンを使ってウェブミーティングをしたり、勉強をしたりして、思い思いに過ごしている様子を見た後、東広島市と広島大学が共同で設置しているTown & Gown Officeを訪問し、東広島市(タウン)と学(ガウン)が一緒になって取り組んでいる、地方創生に向けた新しいまちづくりの活動について説明を受けました。

    湯﨑広島県知事と髙垣東広島市長がミライクリエを視察しました
  • 【2022年6月8日開催】第100回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第101回広大ACEセミナー) のご案内

    広島大学東広島キャンパス工学部102講義室 ※会場が普段と違います。ご注意ください。 広島大学までのアクセスについてはこちら 工学部の構内建物配置図についてはこちら 工学部の講義室の配置図についてはこちら プログラム 解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦 講演 IDEC国際連携機構 准教授 TRAN DANG XUAN 「ベトナムにおけるバイオマス発電のポテンシャル」 ベトナムは熱帯地域に位置する農業国であり、二酸化炭素排出量を効果的に削減するためには、バイオマス発電が大きなポテンシャルです。しかしながら、ベトナム政府の発電計画によると、バイオマス発電の占める割合は2030年にはわずか1%、2045年においても2%です。研究は、2045年以降、ベトナムの主なバイオマス原料であるソルガム・稲わら・もみ殻・木質チップ・ペレットが、ベトナム国内発電では330万トン、日

    【2022年6月8日開催】第100回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第101回広大ACEセミナー) のご案内
  • 【研究成果】層状複水酸化物が水中で示す硝酸イオンに対する“好き嫌い”の機構を解明 ~有害な硝酸イオンを海水中からも除去できる材料として期待!~

    Home 【研究成果】層状複水酸化物が水中で示す硝酸イオンに対する“好き嫌い”の機構を解明 ~有害な硝酸イオンを海水中からも除去できる材料として期待!~ 【研究成果】層状複水酸化物が水中で示す硝酸イオンに対する“好き嫌い”の機構を解明 ~有害な硝酸イオンを海水中からも除去できる材料として期待!~ 島根大学総合理工学部の笹井亮教授、田中宏志教授、藤村卓也助教、広島大学大学院先進理工系科学研究科の森吉千佳子教授、立命館大学理工学部の藤井康裕講師、高輝度光科学研究センター回折・散乱推進室の河口彰吾主幹研究員らの研究グループは、構成金属であるニッケルとアルミニウムの構成比を変えることで硝酸イオンを水中から選択的に除去できる能力をもつ層状複水酸化物注1)を開発し、その能力が海水のような他の陰イオンが大量に存在する状況でも有効に働くことを明らかにしました。 この層状複水酸化物が水中で示す硝酸イオンに対

    【研究成果】層状複水酸化物が水中で示す硝酸イオンに対する“好き嫌い”の機構を解明 ~有害な硝酸イオンを海水中からも除去できる材料として期待!~
  • 【研究成果】モデル生物「ハリサンショウウニ」の全ゲノムを解読しデータベースを公開

    筑波大学生命環境系 谷口 俊介 准教授 国立遺伝学研究所遺伝情報分析研究室 池尾 一穂 准教授 お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所 清 正人 教授 広島大学大学院統合生命科学研究科 山 卓 教授 ウニは日人にとって有用な海産材であるとともに、磯遊び等でよく目にするなじみ深い動物の一つです。また、その成体の採集のしやすさ、配偶子(卵・精子)取得の容易さ、胚・幼生の体が透明であること等から、発生生物学や細胞生物学の研究教育分野において、古くから世界中で利用されてきました。ゲノム・遺伝子配列の情報が必須である現在の生物学においては、2006年に北米産のアメリカムラサキウニ(Strongylocentrotus purpuratus)のゲノム配列がウニの種としては初めて公表され、研究グループも2018年に日産のバフンウニ(Hemicentrotus pulcherrimus)のゲノム配

    【研究成果】モデル生物「ハリサンショウウニ」の全ゲノムを解読しデータベースを公開
  • 3大学が連携して取り組む「集積Green-niX研究・人材育成拠点」が文科省次世代X-nics拠点として採択

    国立大学法人東京工業大学、国立大学法人広島大学、国立大学法人豊橋技術科学大学の3大学は、日の半導体産業の復興を目指すため「集積Green-niX(グリーンニクス)研究・人材育成拠点」を立ち上げ、4月12日に文部科学省の「次世代X-nics半導体創生拠点形成事業」の対象拠点として採択されたことをお知らせします。東京工業大学が代表機関、広島大学と豊橋技術科学大学が中核機関として連携し、革新的半導体集積回路の統合的研究開発と、それを俯瞰的にマネージメントできる人材の育成に取り組みます。 「集積Green-niX」とは、グリーン関連市場の市場創造の変革を起こすために、低消費電力化、低環境負荷化という新たな製品・サービスに不可欠となるグリーン貢献度に対する評価軸を加えて、材料、デバイス、回路、システム化技術等を研究し、さらに集積化技術により新たな価値創造の実現を可能にする半導体集積回路の統合的研究

    3大学が連携して取り組む「集積Green-niX研究・人材育成拠点」が文科省次世代X-nics拠点として採択
  • 【研究成果】SARS-CoV-2オミクロンBA.2株のウイルス学的性状の解明

    佐藤 佳(東京大学医科学研究所 システムウイルス学分野 教授) ※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」(注1)メンバー 池田輝政(熊大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 准教授) 福原崇介(北海道大学 大学院医学研究院 教授) 松野啓太(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 講師) 田中伸哉(北海道大学 大学院医学研究院 教授) 入江崇(広島大学 大学院医系科学研究科 准教授) 齊藤暁(宮崎大学 農学部獣医学科 准教授) 澤洋文(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 教授) 山岨大智(東京大学医科学研究所 博士研究員) 木村出海(東京大学医科学研究所 博士研究員) Hesham Nasser(熊大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 博士研究員) 森岡佑平(北海道大学 大学院医学研究院 大学院生) 直

    【研究成果】SARS-CoV-2オミクロンBA.2株のウイルス学的性状の解明