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2007年4月6日のブックマーク (4件)

  • Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 3 ラカン派精神分析のパラダイム

    【講演レポート1】、 【講演レポート2】、 【講演レポート4】 ラカン派精神分析のパラダイム 精神分析にはさまざまな理論があり、非常に多様。 フロイトとラカン以外にも、ユング、アドラー、フェレンツィ、ウィニコット、コフート、クライン、カーンバーグ、などなど。 とりわけ「自我心理学 Ego psychology」というアメリカの精神分析一派が、最近「脳」との関連に非常に熱心になっているが、今日の私(斎藤)の話は、そうしたものとはかけ離れている。 最近の精神分析の主流は、脳科学や生物学的精神医学との接近をひとつの特徴としている。 それは状況上避けられないことだったのかもしれないが、フロイト・ラカンとはかけ離れてしまった。 「フロイト=ラカン」という言い方をするのは、ラカンという精神分析家は、「自分こそが、フロイトの創始した精神分析のもっとも正統的な後継者だ」と主張したから。(そのことは、ラカン

    Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 3 ラカン派精神分析のパラダイム
  • Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 2

    【講演レポート1】、 【講演レポート3】、 【講演レポート4】 ベイトソンの学習理論 「心脳問題」については私(斎藤)の思考実験を含むので聞き流してもらってもいいですが、ここから先はとても役に立つ思考ツールの紹介になります。 ベイトソンは、生物的主体(Organic Subject)としての人間について、より多くのことを研究した。 それゆえ彼は人間とイルカを区別せず、「どちらも学習ができるし、言葉も使える」という(これについてはやや限界を感じる)。 しかし、彼の学習理論は非常に洗練されたもの。 ベイトソンは学習を5種類(学習0〜4)に分類し、だんだんメタレベルに繰り上がる仕組みになっている(階層的な学習理論)。 私(斎藤)はここから、「学習は脳のレベルでしか起こらない」「心のレベルでは学習は生じにくい(生じたとしても維持できない)」と思いついた。 刺激と反応が一対一対応で、変化がまったく起

    Freezing Point -  斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 2
    sakstyle
    sakstyle 2007/04/06
    ベイトソンの「学習」の説明
  • 悩む。 - 昨日は必然、今日は偶然。

    今日は大学院の入学式だったのだけど、それどころではなくて、ずっと悩んでいた。 というのも、早速今度のボスに「博士には行くのか」ということを訊かれたからだ。 「一応行くつもりではいます・・・はぃ(小声で)」と言ったが、正直ものすごく悩んでいる。 というのも、博士課程への進学を考えたことがある人は必ず聞いたことがあるであろうポスドク問題というのがあるからです。 すごく簡単にいうと、こんな感じ。 旧文部省の旗振りで始まった大学院重点化計画によって大学院の定員が増え、その結果博士号取得者が増加した。そして増加した博士号取得者の職を補う形として、科学技術計画の一部であるポストドクター等一万人支援計画が実施されポスドクの人数は増加した。しかしながら、ポスドクを経験した博士号取得者の行き先として考えられる大学・研究所の定員は増えていない。このことはポスドク問題と呼ばれる。 ウィキペディアより一部抜粋

    悩む。 - 昨日は必然、今日は偶然。
    sakstyle
    sakstyle 2007/04/06
    もしこれが一般企業に就職したくないというネガティヴな気持ちが僅かでもあるのなら、そのときは自分は修士のあとすぐに博士課程に行くべきではないな、と思っています。
  • 早稲田文学編集室 - WB/早稲田文学

    期間限定全国版文学・思想系フリーペーパー「WB」(早稲田文学)

    sakstyle
    sakstyle 2007/04/06
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