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2007年8月1日のブックマーク (7件)

  • クリプキ「話し手の指示と意味論的指示」 (うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ)

    「話し手の指示と意味論的指示」 S.クリプキ(著)、黒川英徳(訳) in「現代思想」vol23-04 青土社、1995.4 「可能世界/固有名特集」 ■あらすじ (文体はイメージです) ぼくクリプキちゃん! こんにちはこんにちは!! みんな大好きな確定記述と指示の話だよ! ドネランは確定記述の「指示的用法」っていうのを発見したよね。 これってすっごく重要な議論だよね! 僕も超参考になっちゃった! でもドネランは、この「指示的用法」が ラッセルの確定記述の分析の批判になってると思ってるみたいだけど、 ドネランの説とラッセルの説は矛盾しないんじゃないかな? だって、ラッセルの説は、真理条件を扱うものだよ。 ドネランの話は「指示先」の話だから、真理条件は関係ないよね。 つまり、これって、意味論じゃなくて言語行為論だってことだよね…! でも、ドネランは自分の説が意味にかかわるって言ってるよ。 ラッ

    sakstyle
    sakstyle 2007/08/01
    ラッセルは意味論、ドネランは言語行為論
  • 2つの可能世界 (うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ)

    ■前書き 可能世界について。 以前から、様相論理の意味論で使われる「可能世界」と哲学の議論に出てくる「可能世界」は別のものなんじゃないかと思っていたが、クリプキを読むことによって、その思いが確信に近くなった。 この点について説明してみる。 ちなみに、私は論理学も分析哲学もほとんど独学で学んだため (しかも勉強中のため)、話の正確さにあまり自信がない (つっこみを歓迎する)。 ■真理関数のインプット 様相論理で言う「可能世界」は、「真理関数のインプット」のことだと考えるのがよいと思う。 現代論理学の標準的手法では、論理式を、「何か」をインプットすると、「真」「偽」のいずれかをはき出す関数だと考える。これを真理関数的意味論という。この「何か」が何であるのかは、命題論理の場合と述語論理の場合で異なる (詳しく説明すると面倒なのでしないが、命題論理では「真理値割り当て」、述語論理では「モデル」と呼

    sakstyle
    sakstyle 2007/08/01
    哲学と論理学で「可能世界」の使い方が違う。到達関係に言及しないなら、可能世界なんて言葉使わなくていいんじゃないのという指摘
  • グッドマンの美学 (うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ)

    ■ 現代(の)美学を大いに盛り上げる人たちの団3回目:「グッドマンの美学」 グッドマンの美学 - スタンフォード哲学百科事典 http://plato.stanford.edu/entries/goodman-aesthetics/ 最近参加している勉強会。レジュメをここにもあげておくので興味ある人はどぞ。 (長いので、「つづきを読む」のところにあげておく)。 ちなみに内容は、ほとんどただの箇条書きによる要約。 以下、勉強会後に気づいたことをメモ。自分用。 「例示exemplification」はしばしば「象徴symbol」と呼ばれる記号概念に似ている。 例示とは 「性質の所有」プラス「指示」である。例: 布見。見は、ある性質を持つと同時に、その性質のラベルを指示する。見にとっては、一部の性質のみが関与的relevant。例えば布見の場合、例示されているのは、「色」と「質感」だけで

  • 宗論構想発表会 (うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ)

  • 想像でものを書くものは銃殺刑を覚悟せよ:コミュニティ・イデオロギー・アーキテクチャ - livedoor Blog(ブログ)

    べつにレポートの要請があるわけもなく、ただ漫然とものを考えています。なんてゆうか、レポートの課題でさらっと作りました、っていってサッとこうゆうのを提示すると、意見と人格が切り離されてしまう。ほんとはこんなこと真剣には考えてないけど、課題だから、確信犯的に二項対立やダサい近代的思考を駆使してこんなんつくってみました。ってなスタンス。そうすると、これ以外にも豊穣な思考の地平をもっているような、この図表以外の世界も視野に入ってます感が演出できる。それはとても知的にみえる。そうゆうのはやめようと思う。ぼくが生きてきた中でかんじたたいていのことは、この図の中に収まっている。あなたがこの図表をみてかんじたことが、わたしというつまらない人間への評価なのだ。 以下メモ; ■イデオロギーとは、コミュニティをアーキテクチャより優先させる「理由」。イデオロギーはすでに失われており、その「失われた」ということ

    sakstyle
    sakstyle 2007/08/01
    イデオロギー・コミュニティ・アーキテクチャのどれを重視するかで、「文学」「Jブンガク」「ライトノベル」を分類。初期宮台と仲俣をベースにってあたりに共感する。
  • 学問バトン - 半可思惟

    logical cypher scapeのid:sakstyleさんより回していただきました。荻上チキさんの作ったバトンだそうです。 id:inflorescenciaさん(半可思惟) 著作権関連のエントリで有名なinf.さんです。inf.さんの方は僕のことはほとんど何も知らないと思うので、突然知らない奴からバトンが回ってきて迷惑されるかもしれませんが、バトンを回してみたいと思います。 忙しそうな方なので答えていただけるかどうか分かりませんが、inf.さんの学問バトンを読んでみたい人は結構多いのではないだろうかと思います。 えー。おだてには弱い性分なので…謹んでお受け取りいたします。 というか、いただいてから時間がたってしまってごめんなさい…。 あなたの専門・専攻・得意教科は? 広く言えば法学です。そのなかの法律学ですね。 そういえば最近、指導教官から「君は著作権腐女子だろう?」と言われま

    学問バトン - 半可思惟
    sakstyle
    sakstyle 2007/08/01
    やっぱりこの人はすごい人だ。/「君は著作権腐女子だろう?」→ぜんぜん腐女子じゃないよ!/「正しさとは何か」を見つけようとしている/異なる意見や思想がぶつかりあって均衡、というのが私としては楽しい
  • ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]

    mixi(ミクシィ)は、日記、写真共有、ゲームや便利ツール満載のアプリなど、さまざまなサービスで友人・知人とのコミュニケーションをさらに便利に楽しくする、日最大規模のソーシャル・ネットワーキングサービスです。

    sakstyle
    sakstyle 2007/08/01
    そもそもはネットにおいて、誰もがものを書き発言し誰かに影響を与えてしまいかねない環境の中で、創作や日記を書く私自身の倫理を考えたかったから。