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2007年11月4日のブックマーク (7件)

  • 長沼毅「深海生物学への招待」 - Close To The Wall

    深海生物学への招待 (NHKブックス) 作者: 長沼毅出版社/メーカー: NHK出版発売日: 1996/08/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (13件) を見るネットでてきとうに奇怪な生き物が多い深海生物のことを探していたら、熱水噴出孔生物群集なる聞き慣れない生き物たちが居ることを知る。そこには、口も消化管もない生物がうごめいていて、深海の真っ暗闇のなかで密生しているらしい。 わかりやすい説明としては以下のブログ記事をご参照。 闇の生態系 | 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba これらの生物は、消化器官を持たない代わりに、体内にバクテリアを飼っている。それらの共生バクテリアは海底から噴出するチムニーに含まれている硫化水素やメタンを摂取し、化学合成を行い有機物を生産している。ハオリムシやシン

    長沼毅「深海生物学への招待」 - Close To The Wall
    sakstyle
    sakstyle 2007/11/04
    熱水噴出孔生物群集
  • ジェームズ・ローレンス・パウエル「白亜紀に夜がくる」 - Close To The Wall

    白亜紀に夜がくる―恐竜の絶滅と現代地質学 作者: ジェームズ・ローレンスパウエル,James Lawrence Powell,寺嶋英志,瀬戸口烈司出版社/メーカー: 青土社発売日: 2001/07メディア: 単行 クリック: 19回この商品を含むブログ (9件) を見るフォーティの「生命40億年全史」を読んでいてとても興味深かった部分の一つは、恐竜の絶滅が隕石衝突によるものだという現在すでに定説となっている説が、新説として提唱されたときのことを語ったところだった。 この説の登場した79年から後、80年代を通じて大論争となり、応酬は過激になり、ついには個人攻撃をも含んだ熾烈なものにまで発展した。隕石衝突説、というのはそれほどまでに地質学界に衝撃をもたらしたものだった。 いまから考えると、なぜそれほど激越な反応が現れたのか分かりづらい。これを理解するには、近代地質学の成立にかんする事情を考え

    ジェームズ・ローレンス・パウエル「白亜紀に夜がくる」 - Close To The Wall
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    sakstyle 2007/11/04
    恐竜の絶滅と現代地質学/白亜紀の隕石衝突説が受け入れられるまで
  • アンドリュー・パーカー「眼の誕生」 - Close To The Wall

    眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く 作者: アンドリュー・パーカー,渡辺政隆,今西康子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2006/02/23メディア: 単行購入: 12人 クリック: 220回この商品を含むブログ (138件) を見るこれは非常に面白い。かなりの名著だと言って良いと思う。グールド、コンウェイ・モリスらのカンブリア紀もののを読んだことのある人は必読だといえる。そうでなくとも、カンブリア紀の進化についてのアップデートされた知識が詰まっている。 書はカンブリア紀の爆発的進化についての最新の学説、「光スイッチ」説をその提唱者自らが解説した啓蒙書。その新説の肝はタイトル通り、「眼」にあり、眼の誕生がカンブリア紀の爆発的進化を促した、という非常にシンプルなものなのだけれど、これを納得させるために、著者は自然界の生態系において、いかに視覚が重要なものなのかを様々な事例を用い

    アンドリュー・パーカー「眼の誕生」 - Close To The Wall
  • メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第4回(11/2)

    今日は、ベーシックインカムなど、昨年にはなかった切り口の話が多かったです。 # 10分強遅刻 去年もそうだったんだけど 風邪を引いた 例年この時期には僕は風邪をひく 今年もはやっているところでは流行っているそうなので 皆様も気をつけてください 今日はたらたらとローテンションでいく 雑談したいが雑談がない 風邪で倒れたくらい 去年も一回休講した 風邪はになるからよくない 俺はどうしてこんなに行き詰っているんだろう うちの娘はどうするんだろう 俺はいつまで生きるんだろう そういう悩みはすべて風邪のせい 風邪のせいだと気が付くまでがきびしい 最近安部総理もになったらしいので 病は恥ずかしい病気ではないように思われてきた だからって首相がでやめるのはどうか でも何年後か安部総理は回復して 「あの時は俺はだった、でも今度は大丈夫だ」 と再チャレンジしたら日人は受け入れてしまいそう 最近は

    メタサブカル病 - 東浩紀「ポストモダンと情報社会」2007年度第4回(11/2)
    sakstyle
    sakstyle 2007/11/04
    国家(暴力・富の再分配・共感)/現実のいいところはゲームがいろいろ重なっているから経済のゲームが全てではない/ゲームのせいで死ぬやつがでると困るだからベーシックインカムみたいな考え方になるしかないのでは
  • 本当に恐ろしかった匿名オセロ

    http://anond.hatelabo.jp/20071101140722 はてラボで独立サービスとして始まった匿名オセロは4週目に突入する。 匿名プレイヤーは、その能力は別として常に勝ちを目指すウィナー、正反対のルーザー、白黒の均衡を取ろうとするバランサー、何も考えてないランダマイザーに大別された。それらが白黒手番を自由に行き来するため先読みが封じられ、指し手が凡手に均質化した結果、各局はほとんどが僅差で終了した。個々の局面を見ればそのプレイヤーのパターンなりに、他のプレイヤーの思考まで取り込んだ妙手は存在した。しかし、不特定多数の匿名であるがゆえ、その意図は推し量ることもできなかった。したがって鑑賞されることも省みられることも無く数多の対局に埋もれていった。プレイヤー達はいつしか考えることを止めた。 だが惰性からなのか、何かしらの繋がりを求める人の性からなのか10週を超えても延々と

    本当に恐ろしかった匿名オセロ
  • メタテキストの現在 - 仮想算術の世界

    昨年から今年にかけて、日のアニメは近年稀に見る豊作ぶりを示してきた。今年の後半だけで見ても、『らき☆すた』が出て、『コードギアス』が最終回を迎え、さらに『グレンラガン』『電脳コイル』ときて、きわめつけは早くも神がかり的と言うしかない『CLANNAD』である。いまやアニメの制作側は、消費者の感覚を完全に掌握しているかのようだ。これだけ親密な関係が出現したのは、たぶんアニメの歴史上でも珍しいことだろう。 以前、グレンラガンについて書いたときにもちょっと触れたが、アニメはそもそもが絵空事である以上、みずからの素材を説得的に構成しなければならない、という要求を抱えている。特に、日のアニメの場合は、そういう傾向がかなり顕著だったといえるだろう。たとえば、ガンダムの富野由悠季氏は、モビルスーツが機械と人間の融合という手塚治虫以来のテーマを扱ったものではないこと、むしろそのテーマは生理的に嫌悪を催

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    sakstyle 2007/11/04
    SFとは≪知≫の小説、すなわち知を修辞的に操作する小説である/アニメはイメージや素材の修辞学/ノベルゲームの言葉は、表象や陳述、言語行為ではなく、ある仮想的な状態を指定するという機能を有している。
  • 2007-11-03 - 【海難記】 Wrecked on the Sea : 中平卓馬『なぜ、植物図鑑か』を読む。

    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

    2007-11-03 - 【海難記】 Wrecked on the Sea : 中平卓馬『なぜ、植物図鑑か』を読む。
    sakstyle
    sakstyle 2007/11/04
    中平は自分の写真にしのびこむポエジーを排除する/「見る」ことは「読む」ことを媒介し、「読む」は「見る」を媒介して初めて成り立つ行為