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2011年12月26日のブックマーク (6件)

  • トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」用メモ - shinichiroinaba's blog

    昨日24日の「現代経済思想研究会・特別セミナー 稲葉振一郎・田中秀臣・山形浩生・トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」」は盛会のうちに無事終了いたしました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。 当日のレポはtwitterをもとに前田敦司さんがこちらにおまとめになっていらっしゃいます。また田中さんの感想兼問題提起はこちらです。 いかにペーストするのはぼくが事前に自分用に作った覚え書きです。私的メモですからいい加減です。読み上げ原稿ではありません。実際の会ではここでの論点の半分くらいしか出せていません。 ===================================== 山形浩生の芸術論を少し敷衍してみよう。 山形によれば、芸術の主たる機能は、人間の認知能力の「別の使い方」を開示・例示してみせるところにある(「アート・カウンターパンチ」)。 ここで

    トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」用メモ - shinichiroinaba's blog
    sakstyle
    sakstyle 2011/12/26
    優れた芸術作品とはどういうものか(全体-部分、新たな地平を切り拓く)。田中秀臣がグルンステンをひきながら伊藤剛のコマの不確定性について批判しているものを全体論から読み解きつつ。
  • アニメ アイドルマスター第21話の重箱の隅 - 全てが台無し―雑記帳―

    第21話「まるで花が咲くように」の小ネタ紹介、考察、個人的な感想。 千早の独占インタビュー、当然1誌にしか掲載されていないはずだが売り出しには力を入れているのか売り場では広くスペースを取って宣伝している。この雑誌は作中でゴシップに加担した描写のない雑誌。 記事はPが善澤さんに頼んで書いてもらった事になっている。原作ではスキャンダルになる展開はないのであくまで千早とPのみが知る個人的な問題となっている上にPという信頼できる人間を得た事による自体の収拾(質的には問題は解決していないが人の心が落ち着いた)する形になっているのでアニメとゲームでだいぶ状況が異なる。なまじ大きな事件に仕立て上げたので今回はその後始末が必要だったのだろう。 イベントのチラシには新幹少女やジュピターもチラッと見える。 今回からOP映像が若干変更になった。ミスの修正とか細かい所は置いといて千早の部分の変化が注目ポイント

    アニメ アイドルマスター第21話の重箱の隅 - 全てが台無し―雑記帳―
    sakstyle
    sakstyle 2011/12/26
    あれ、小鳥じゃないのか。/アニマス世界には「京都男子流」というアイドルがいるらしい。/「反面あずさとかやよいは割り食ってる」まあ確かに使いにくいところはある気がする
  • てらまっと「ツインテールの天使 ―― キャラクター・救済・アレゴリー」 - Jablogy

    最近、友人たちの間で話題のてらまっと氏によるけいおん!論読みました。『セカンドアフター』という震災をうけて如何に喪失を引き受け喪の仕事をおこなうかといったテーマを扱った同人誌における、キャラクターによる救済を論じた(英語の意味での)エッセイといえるでしょう。 以下、大雑把に要約してみます。 要約 データベース消費において私たちはキャラクターを擬人化しあたかも恋人のように扱おうとします(「コピーにアウラを宿らせる」)。キャラクターたちが「終りなき日常」をすごす空気系アニメはそうした消費の形態にそったものです。 しかし、けいおん!はじつはそうではなく、「終わり」をしっかり表現したものといえます。そしてその終わりは永遠へと反転し、人間のようにとらえられていたあずにゃんはいまや遍在する存在として捉えられ、彼女は天使として私達を救済することになります。 こうした遍在する概念としてのキャラクターを表現

  • 西村清和『プラスチックの木でなにが悪いのか:環境美学入門』 - 昆虫亀

    社長のが出ました。宣伝。 環境美学、環境アートに興味がある人は必読。 また、このの半分程度は、自然環境以外の「醜」「廃墟」「風景」「香り」「味」「不道徳作品」といった考察にあてられてますので、そうした問題に興味がある人も、読んどくべきでしょう。 一部はリヒターについての現代アート論にもなってるし、そういう点では表象文化論のひと向けなところもあるんではないか*1。 このようにいろんなトピックをあつかうあたりとか、随所随所の記述の明晰さとか、いろいろとさすがだなーってところがあります。 こうした、蓄積感を醸しだす記述は、私にはまだまだ無理です。 あと、単純に作品の具体例が多いから、おもしろいよ。 ただ正直いうと、僕はこのを適切に評価できる立場にないのですね。 というのも、僕は社長と日常的にいろいろ議論しているし、今年は講義もでてるので、社長のほとんどの主張はだいたいわかるし、その背景の問

    西村清和『プラスチックの木でなにが悪いのか:環境美学入門』 - 昆虫亀
    sakstyle
    sakstyle 2011/12/26
    「分析美学に関心があるひとは必読」「これ読んで「分析美学やっぱムズい、つまらん」と思われるとちょっと困る。これ最前線の学術書」「具体例が多いからおもしろい」「写真が無いので作品知らないひとにはつらい」
  • 1930=1970=2010年代文学再編説 - 2011-12-23 - 感情レヴュー

    今年の地震の影響で文学が変わるのではないかという議論があるけれど、私はそうは思わない。先の戦争の際も、それを受けて戦争体験を素材にした作品は増えましたし、個別の作家に様々な形で影響を与えたでしょうが、既成の概念で論じられない文学表現が出てきたかというと、そんなことはなかった。 無論、地震・震災の影響から文学の変容を論じることもできるでしょうが、そのような手続きは私には関心がない。文学表現の変容と再編の動きは、そういった外的要因とは関係なく、より内在的なレベルで起こっているし、そのようなところから私は文学を考えたい。震災文学は重要だと思っていますが、それはこれとは別の問題です。 +++ かつて文学の再編が問われたのは、1930年代と1970年代です。当時は、文学の手法が袋小路に入ったという認識、それから隣接するジャンルに溶解されつつあるという認識がありました。すなわち、モダニズム以後の表現の

    1930=1970=2010年代文学再編説 - 2011-12-23 - 感情レヴュー
  • 2011年の映画をふりかえる/結果発表 - 空中キャンプ

    (写真は「ふりかえる」イメージキャラクターのオリーヴさんです) みなさんこんにちは。このブログを書いている伊藤聡ともうします。毎年恒例となっています「ふりかえる」企画の結果を発表します。今年は社会的に重大な事件も多発し、生活していくことの意味あいが激変した一年でもあり、みなさんのアンケート結果を読んでいると、映画を見るという行為の文脈も変わってきたような印象を受けました。今年の一月とか、なんかもうすごい昔という感じですが……。なにかと重い気分になりがちな年ですが、今回選ばれた十作品はどれもエンターテインメントとしてすぐれたものばかりですので、たのしい年末年始のDVD鑑賞の参考にしていただきたいとおもいます。このような質問内容でアンケートを募りました。 名前/性別/ブログURLもしくはTwitterアカウント 2011年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください 2で選んだ映画

    2011年の映画をふりかえる/結果発表 - 空中キャンプ
    sakstyle
    sakstyle 2011/12/26
    集計お疲れ様です。/やっぱり今年全然見てない。