さて。この記事本当に素晴らしい。 2012年のロボ声論〜The Man Machine / Ghost In The Shell http://blog.livedoor.jp/summerbreeze1/archives/5991027.html ボコーダー、オートチューンに代表される「人間の声を変容させる」ロボ声とボーカロイドに代表される「人間の声を目指す」ロボ声。この二つの歴史をひも解きながら、最終的にはチョップ&スクリューまでもを引き合いに出しながら変容された声による空気感と時間軸の歪みにまで触れる。面白い。 人間の声というのは不思議なもので、一つフィルターを通しただけでまるで違うものへと変化する。直接会っていれば声のトーンでわかる感情も、電話口だとまるで違うものに変わるような。人間の声は音程の揺らぎやブレスなどそのすべてが生々しい。あまりに生々しすぎて、その人間の背景まで透けて見