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2014年9月2日のブックマーク (2件)

  • 「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA

    イメージを引き裂かれた「怪物」 旧約聖書に登場する大きな蛇、もしくは竜の姿をした海の怪物「レヴィアタン」。トマス・ホッブスは自著『リヴァイアサン』で、万民の権利を委託され、強大な力を持つに至った「国家(コモンウェルス)」としてこの怪物の名を引いた。群がる臣民が王冠を被る巨人の姿を形作った有名な挿絵から、「海の怪物」として産み落とされたこの怪物は、個々人のイマジネーションの中で引き裂かれ、不定型化した、というのは言い過ぎかもしれない。ただ、その名を冠した作『リヴァイアサン』の噂を「古臭いドキュメンタリー論をぶっ飛ばす!(『ヴィレッジ・ヴォイス』)」「ゲームの規則は書き換えられた(『フィルムメーカー・マガジン』)」「あらゆる意味でセンセーショナル(『アートインフォ』)」などと熱烈な賛辞を伴って目にする度、そして何の映画であるかは全く説明していないのに、とにかく得体のしれなさ、奇妙な美しさだけ

    「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA
    sakstyle
    sakstyle 2014/09/02
    「「ノイズミュージック」を想起させる映画」「死んだ魚の身体に取り付けられたGoProが、押しては寄せ、ぶつかり乗り越えていく幾多の魚を捉える。」「、一貫して人間の視点が失われている」
  •  “リヴァイアサン” - three million cheers.

    “Leviathan” Director : Lucien Castaing-Taylor, Verena Paravel US/FR/UK, 2012 最初に、【エクスペリメンタル注意】 って絶対言っとく必要がある。 同名タイトルの映画いくつかあるけど、これは2012年製作のドキュメンタリー。 ジャンルとしては一応 “ドキュメンタリー” に括られるだろうけど、必ずしもそう断言できるようなものでもない。 “映像” と言っておくのが適確。 絵として、ものすごくかっこいい。 ひとつひとつのフレームが写真家の作品のごときクオリティ。というよりむしろ写真集を動画で見ているような映像。 しっかり色調編集されてて、色彩・陰影がすばらしい。 構図も非凡で刺激的。ただしそれは意図的なものではない(後述)。 冒頭の揚網シーン、海底へ延びるチェーンの軸線と水平線が斜行する構図なんてすごくグラフィカルなんだけど

     “リヴァイアサン” - three million cheers.
    sakstyle
    sakstyle 2014/09/02
    GoProのカメラを使ってトロール漁船の風景を撮った、2012年の映画。「ひとつひとつのフレームが写真家の作品のごときクオリティ」「映像として非常に刺激的」「「視点」が独特」「ただし、観ると本気で酔う」