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2014年11月5日のブックマーク (13件)

  • 第12回 高井研 私を氷衛星地球外生命探査に連れてって エンケラドゥスvsエウロパvsケレス(後編)

    地球外生命を、どこに行ってどう探せばいいのか? この問いに、高井研先生はこう答えました。「海ある、ゆえに生命あり」。今回は、海のある天体の中でも、生命探査の観点から最も注目を集めている三つの天体を、みっちり比較していただきます(編集部) 「海ある、ゆえに生命あり」。それはおそらく地球限定のハウスルールではなく、宇宙共通法則の可能性が高いとワタクシは思っています。 はっきり言って、広大な宇宙には、海が存在する天体なんて無数にあるでしょう。しかし、例えば「犯人はワシが見れば一発で見抜ける!」と豪語する敏腕刑事よろしく「生命の存在はワシが望遠鏡で覗けばだいたい分かる…かも」と言うような凄腕天文学者がいたとして、その天文学者が宇宙はるか彼方の惑星を観測した結果、「生命が存在する兆候発見」みたいな新聞記事が出たとします。 どうでしょう? 多くの人にとってにわかには信じられないのではないでしょうか。ワ

    第12回 高井研 私を氷衛星地球外生命探査に連れてって エンケラドゥスvsエウロパvsケレス(後編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    エウロパ派とエンケラドゥス派の対立について、高井節で話している。相変わらず面白いw
  • 第11回 高井研 私を氷衛星地球外生命探査に連れてって エンケラドゥスvsエウロパvsケレス(前編)

    JAMSTECで深海の極限環境生物を研究しながら、JAXAの客員教授として地球外生命探査にも携わる高井研先生に、「宇宙での生命探し、どこを目指すべき?」という、今もっともアツい話題について解説していただきました。書き下ろしです、どうぞ!(編集部) Webナショジオをご覧の皆様、ワタクシ高井研、久しぶりにこのWebコンテンツページに戻って参りました。今回の特集は「宇宙に生命を探せ!」シリーズ。やや唐突に始まった感のあるこの企画ですが、誰も説明しないので、僭越ながらワタクシがちょっと解説しましょう。 この「宇宙に生命を探せ!」シリーズに登場する専門家のラインアップと話の内容から、ピーンときた人もいるかもしれません。 そう、2013年12月1日に神奈川県相模原市の相模原市立博物館で行われた日アストロバイオロジーネットワーク公開講演会がモトダネになっているのです。えっ、ワタクシは講演会で話をして

    第11回 高井研 私を氷衛星地球外生命探査に連れてって エンケラドゥスvsエウロパvsケレス(前編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    高井節w 生命が存在する第一条件は「海が存在すること」だ
  • 第10回 鳴沢真也 正しい宇宙人の探し方~SETIの話(後編)

    広い宇宙に息づくのは、果たしてわれわれ地球生命だけなのか。「はやぶさ」や火星ローバーなど、様々な天体に探査機を送り込めるようになった今、宇宙での生命探しはもっともホットな研究分野のひとつとなっている。太陽系内の惑星や衛星に生命はいるのか? あるいはもっと遠くなのか。連載では各専門家の方々に宇宙生命探査の取り組みを語っていただく。

    第10回 鳴沢真也 正しい宇宙人の探し方~SETIの話(後編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    可視光線のOpticalSETI、こちらからメッセージをおくるMETIなどもある。METIは日本では唯一JAXAがやってる
  • 第9回 鳴沢真也 正しい宇宙人の探し方~SETIの話(前編)

    宇宙の彼方に、我々より知的な生命がいたとしたら、何かこちらに信号を送っているのではないか。そんな地球外知的生命探査=SETIに10年にわたって携わっている鳴沢真也先生に、「正しい宇宙人の探し方」をうかがいましょう(編集部) 西はりま天文台の鳴沢です。私はこれまで10年ほど携わっているSETI(セチ)のお話をします。 SETIというのは、Search for Extra-Terrestrial Intelligenceのことで、訳すと「地球外知的生命探査」となります。 前回のお話にありましたが、今、太陽系の外にどんどん惑星が見つかってきています。地球にそっくりの惑星も、これから次々と発見されるに違いありません。そうなると、そこに人間のような生物がいて、文明があるかもしれない。それをどうやって見つけたらいいか。私がするのは、そういうお話です。 まず、よく聞かれることですが、SETIで探す宇宙人

    第9回 鳴沢真也 正しい宇宙人の探し方~SETIの話(前編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    探すならマイクロ波の周波数帯域がよい
  • 第8回 田村元秀 太陽系外惑星と宇宙における生命(後編)

    太陽系外惑星探査の第一人者、田村元秀先生によるアストロバイオロジー入門の後編です。はるか彼方の太陽系外で惑星を探すのは至難の業。90年代以降、恒星のふらつきから見つけるドップラー法が編み出されますが、2000年、新たな方法が登場します・・・(編集部) ドップラー法による最初の系外惑星発見の5年後、2000年のことです。太陽系外の惑星を間接的に見つけるのに、もう一つ簡単な方法が見つかりました。トランジット法と呼ばれています。 「金星の太陽面通過」という現象があります。最近だと2012年6月に起きた、太陽の前を金星が横切る現象です。何が起きるかというと、太陽の前を横切るときに金星の小さな影ができるので、太陽から地球に届く光が一部削られて、ちょっとだけ暗くなるんですね。 これと同じことが、太陽系の外の恒星でも起きるわけです。恒星の前を惑星が通過すると、ほんの少しだけ暗くなる。人間の目ではわかりま

    第8回 田村元秀 太陽系外惑星と宇宙における生命(後編)
  • 第7回 田村元秀 太陽系外惑星と宇宙における生命(前編)

    太陽系の外にある私たちの銀河系、さらにはもっと遠くの宇宙まで探すことができれば、生命はどこかにきっといるはずと思いませんか。今回は、すばる望遠鏡を駆使し、太陽系の外での惑星探査を先導している田村元秀先生に、系外惑星と宇宙生命というテーマでお話をうかがいましょう(編集部) 田村です。東大と国立天文台を併任していて、太陽系外惑星探査プロジェクト室の室長をやっています。前の方までのお話は、太陽系の中での生命探しでしたけれど、私は太陽系の外にある惑星探しから、宇宙における生命につながる話をしたいと思います。 第2の木星が見えてきた さて、これは木星です。たとえば皆さんが、レンズの口径が数十センチくらいの望遠鏡を使うと、木星が結構きれいに見えます。木星は、我々の太陽系の中で一番大きな惑星です。 次に、こちらを見てください。地球から60光年離れた「第2の木星」が写っています。さすがに模様は見えないんで

    第7回 田村元秀 太陽系外惑星と宇宙における生命(前編)
  • 第6回 山岸明彦 火星での生命探査計画(後編)

    アストロバイオロジー入門の第6回は、「日の火星生命探査計画」の後編です。前回、火星には生命が存在しうる環境があることをご説明いただきました。でも、今のところ生命は見つかっていません。火星のどこで、どんな生物を、どうやって探すのか。山岸先生らが考える作戦をうかがいましょう(編集部) 前回、火星には生命が存在する環境があること、べものも存在することを紹介しました。そこでいよいよ微生物探しとなります。 探し求める微生物は、メタンが出ている場所へ探査に行けるならメタンをべる微生物、硫化水素が出ている場所に行くなら、硫黄酸化細菌を探せばいい。 そうした微生物がいるのなら、メタンや硫化水素が出ている場所でなくても、ある意味、火星のどこへ行ってもいい。火星では時々、台風のようなものが起きます。微生物も吹き飛ばされますから、それを見つけたっていいよねということです。 火星の生命も地球生命と同じ素材で

    第6回 山岸明彦 火星での生命探査計画(後編)
  • 第5回 山岸明彦 火星での生命探査計画(前編)

    今回の話題は火星での生命探査。NASAをはじめ欧米の宇宙機関が着々と火星探査を進めていますが、日からも生命初期進化の第一人者が「火星での生命探し」に名乗りを上げました。山岸明彦先生にお話をうかがいましょう(編集部) 東京薬科大学の山岸といいます。極限環境に生きる生物について、なぜそんなところで生きているのか、どうやって生きているのか、といったことを研究しています。今日は「日の火星生命探査計画」についてお話します。 この計画は、英語でJapan Astrobiology Mars Projectと呼んでいて、火星での宇宙生物学の計画を日人たちでやろうじゃないかという意味です。2020年代くらいに火星に探査車を送り込み、生命を探すことができないか、その目的や手法を含めて具体的に検討しています。まだ実行すると決まったわけではありませんが、いろいろな大学や研究機関の人たちと共同で真面目に計画

    第5回 山岸明彦 火星での生命探査計画(前編)
  • 第4回 堀川大樹 宇宙生物学とクマムシと私(後編)

    研究者によるアストロバイオロジー入門の4回目。“地球最強生物”クマムシの研究者、堀川大樹さんがNASAで行ったのは、「クマムシは火星と同じ環境で生きられるのか、でした。果たして結果は?(編集部) 宇宙生物学とクマムシ いよいよ、クマムシ・ミーツ・アストロバイオロジーです。 私が大学院の博士課程の2年生ぐらいの頃から、この先、私とクマムシはどこに向かっていったらいいのかを考え始めました。今でもクマムシの研究はマイナーですけれど、当時は特にマイナーで、研究をどう発展させればよいかがわからなかったわけです。そこでいろいろ考えました。 クマムシといえば極限環境に強い。極限環境といえば宇宙。クマムシは宇宙の生物なの?って言われることもある。ならば宇宙生物学、アストロバイオロジーにつなげてみよう、と思ったのです。 アストロバイオロジーの最大のテーマであり、ゴールとなる命題は、「果たして我々は宇宙で唯一

    第4回 堀川大樹 宇宙生物学とクマムシと私(後編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    NASAがやってるアストロバイオロジー会議にいったら多細胞生物やってるのは自分だけだった話とか
  • 第3回 堀川大樹 宇宙生物学とクマムシと私(前編)

    お二人目の解説者は、クマムシ研究の堀川大樹先生です。宇宙生命とどんな関係が?と思われるかもしれませんが、実はクマムシは高温、高圧、放射線にも強い“地球最強生物”。NASAの研究所などでクマムシの極限環境耐性を研究してきた堀川さんにお話をうかがいましょう(編集部)。 堀川です。「クマムシと宇宙生物学と私」という、ちょっと昔のヒット曲のようなお話をします。タイトルに「私」とあるとおり、主観的な人生経験から見たクマムシと宇宙生物学の話ですから、リラックスして聞いていただけたらと思います。 クマムシのことは皆さんご存じと思いますけれど、もしかしたら知らないという奇特な方がいるかもしれないので(笑)、まずはクマムシの紹介をしますね。 高温、高圧、放射線でも生きのびる

    第3回 堀川大樹 宇宙生物学とクマムシと私(前編)
  • 第2回 長沼毅 謎の深海生物にさぐる宇宙生命の可能性(後編)

    長沼毅先生による「深海生物と宇宙生命のつながり」講義の後編です。木星のまわりを回る衛星エウロパには、どうやら表面の氷の下に海が広がっていそうなことがわかってきました。果たしてそこには生命が存在するのか、いるとしたらどんな生き物? 長沼先生の推理が冴えます(編集部) 深海の生態系はどうやってできているか 前回、木星の衛星エウロパの話をしましたが、地球の話に戻って、暗黒の海底に生命はどのようにして生きているのか、という話をしましょう。 地球の海底火山の話をするとき、ポイントとなるのは火山ガスです。成分は水素や硫化水素、メタンガスなどいろいろありますが、とにかく海底火山からは火山ガスが出ている。 そうすると、火山ガスの成分を原料に化学反応をさせて栄養をつくるバクテリアがはびこるわけです。バクテリアってやつは面白いもので、火山活動をエネルギー源にして繁殖することができるんです。それなら太陽の光も、

    第2回 長沼毅 謎の深海生物にさぐる宇宙生命の可能性(後編)
    sakstyle
    sakstyle 2014/11/05
    エウロパに氷テクトニクスがあれば酸素が供給される
  • 第1回 長沼毅 謎の深海生物にさぐる宇宙生命の可能性(前編)

    深海から南極まであらゆる辺境におもむいて生物を研究する長沼毅先生に、深海生物と宇宙生命のつながりをひも解いていただきます。高校生だった長沼青年は、1979年に起きた科学の二つの大事件に心を奪われました。それは海底火山で謎の生物が見つかったこと、そして木星の衛星で火山が見つかったことでした(編集部) 皆さん、こんにちは。広島から来ました長沼毅です。 今日は私がトップバッターで深海生物から宇宙生命の可能性につながる話をします。 今から37年前の1977年、私が高校1年生のときです。太平洋のガラパゴス諸島沖で海底火山(熱水噴出孔)が発見されました。日でも最近、海底火山が噴火して新しい島ができたなんて言ってますけども、あの種類のものが、37年前、こんな所にないでしょうという海の底に発見されたんです。 きっかけは、プレートテクトニクスという理論でした。地震や火山の噴火といった現象を、地球表面のプレ

    第1回 長沼毅 謎の深海生物にさぐる宇宙生命の可能性(前編)
  • 出来事の本質は過去に延びる - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    Jonathan Bennet『出来事とその名前』を読んでいる。 Events and Their Names pp.69-72の出来事因果に関する時間の非対称性の話がおもしろかったのでまとめる。 あるメッセージの到着が、パーティの終わりの時間を変えたとしよう。 この時、私たちは、メッセージの到着が終わりを早めた場合、「メッセージの到着がパーティを終わらせた」と言う傾向にある。 一方、メッセージの到着が終わりを遅らせた場合、「メッセージの到着がパーティを終わらせた」と言うことはほとんどない。 言うとすれば「メッセージの到着がパーティの終わりを遅らせた」とか「パーティの終わりをその時間にした」だろう。 別の例だと、死を早めた出来事は死を引き起こしたと言われうるが、死を遅らせた出来事が死を引き起こしたと言うことはほとんどない。医師の努力が死を遅らせた時に、医師の努力のために死んだとは言わない。

    出来事の本質は過去に延びる - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ