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2017年10月17日のブックマーク (5件)

  • 【今週はこれを読め! SF編】ルールを目的とするルール無視、ポスト・トゥルースのゲーム - 牧眞司|WEB本の雑誌

    ゲームの王国 上』 小川 哲 早川書房 1,800円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『ゲームの王国 下』 小川 哲,mieze 早川書房 1,890円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 第三回ハヤカワSFコンテストに投じた『ユートロニカのこちら側』で大賞を射止めた小川哲の、これがデビュー二作目にあたる。それにしても、とてつもない膂力の新鋭があらわれたものだ。小説を手がける以前に脚家としてじゅうぶんな実績があった月村了衛は別格としても、宮内悠介や藤井太洋を筆頭に2010年代デビュー組は、のっけからベテラン作家なみの内容・構成・表現を見せつけており、小川哲もそれにつづく才能だが、年齢はひときわ若い。デビュー時にはまだ二十代、書執筆途中に三十歳を迎えたばかりだ。なのに、この熟

    【今週はこれを読め! SF編】ルールを目的とするルール無視、ポスト・トゥルースのゲーム - 牧眞司|WEB本の雑誌
    sakstyle
    sakstyle 2017/10/17
    “マジックリアリズムといえばガルシア=マルケスをはじめとするラテンアメリカ文学を思いうかべるだろうが『ゲームの王国』は(...)埃っぽい日常がより濃厚にあるせいだろうか、中国の現代作家・莫言に近いものを”
  • 重力波天体が放つ光を初観測 ―日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場― | 観測成果 | すばる望遠鏡

    の重力波追跡観測チーム J-GEM (Japanese collaboration of Gravitational wave Electro-Magnetic follow-up) は、2017年8月17日にアメリカの重力波望遠鏡 Advanced LIGO とヨーロッパの重力波望遠鏡 Advanced Virgo によって観測された重力波源「GW170817」の光赤外線追跡観測を、すばる望遠鏡などで行いました。その結果、重力波源の光赤外線対応天体を捉え、その明るさの時間変化を追跡することに成功しました。これは重力波源が電磁波で観測された初めての例です。 重力波信号の特徴から、GW170817 は中性子星同士の合体であり、さらに今回検出された光赤外線放射は、理論的に予測されていた中性子星合体に伴う電磁波放射現象「キロノバ (kilonova)」によるものと考えられます。今回の観測結果

    重力波天体が放つ光を初観測 ―日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場― | 観測成果 | すばる望遠鏡
    sakstyle
    sakstyle 2017/10/17
    「重力波源が電磁波で観測された初めての例」金やプラチナなど重元素が合成される「rプロセス」→放射性崩壊→キロノバ/すばる望遠鏡などが赤外線を観測/国立天文台のスパコン「アテルイ」が理論計算
  • キロノヴァ - Wikipedia

    キロノヴァ[1](英: kilonova, macronova)は、高密度の天体が融合する際に起こる大規模な爆発現象である。その電磁放射は、r過程によって生じた元素が放射性崩壊を起こすことによって生じる。キロノバとも表記される[2]。 概略[編集] 白色矮星の爆発によって生じる新星(nova)の約1,000倍の明るさに達することからキロノヴァ(kilonova)と呼ばれる。超新星(supernova)と比べると10分の1から100分の1程度の明るさである[3]。 キロノヴァは、中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が融合することによって発生すると考えられている[4]。 2つのコンパクト星が融合する際、質量が軽い方の天体は重い方の天体の潮汐力により破壊される。破壊された天体のほとんどの物質は重い天体の降着円盤となるが、太陽質量の0.001倍から0.1倍程度の質量は、光速の0.1倍

    sakstyle
    sakstyle 2017/10/17
    「高密度の天体が融合する際に起こる大規模な爆発現象」「新星(nova)の約1,000倍の明るさに達することからキロノヴァ」
  • 重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2017年10月16日 重力波天体が放つ光を初観測:日の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― GW 170817の可視光赤外線対応天体。疑似3色合成画像は、すばる望遠鏡(zバンドを青)とIRSF(Hバンドを緑、Ksバンドを赤)のデータを用いて作られた。 画像(35KB) 重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 2017年8月17日、重力波を観測するLIGO-Virgo共同実験から、全世界の90を超える天文学研究チームに警報が送られました。重力波検出器が、重力波天体GW 170817からの信号を受信したのです。その信号は、2つの中性子星からなる連星が、らせん軌道を描いて合体したときに発せら

    重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)
  • 連星中性子星合体からの重力波が初検出されました | ニュース | 国立天文台 重力波プロジェクト推進室

    アメリカのLIGOとヨーロッパのVIRGOでつくる共同研究グループは、連星中性子星合体によって発せられた重力波の初検出に成功したと発表しました。 2017年8月17日、LIGOおよびVIRGO共同研究グループは、全世界90以上の天体観測装置に対して、連星中性子星の合体現象から発生する重力波の信号と無矛盾な信号(GW170817)を検出したというアラート(警告情報)を送信しました。信号の持続時間は約100秒間であり,1秒未満であったブラックホール合体からの信号と比べて非常に長いものでした。この事実だけからも,合体した星の質量が典型的な連星中性子星の質量であるということがわかります。 検出された信号をより詳細に解析することにより、今回の現象が地球から1.3億光年離れた場所で発生したものであることが分かりました。合体の直前,巨大な重力によって中性子星は大きく歪められます。この歪みが重力波の波形に

    連星中性子星合体からの重力波が初検出されました | ニュース | 国立天文台 重力波プロジェクト推進室