恐竜の研究を志して高校時代に単身カナダに留学。夢を叶えて、現在、世界的に活躍する若き日本人研究者がいる。ナショジオが選んだ「2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6」の2つにも関わったその宮下哲人さんに、多岐にわたる研究活動について聞いてみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之、撮影協力=国立科学博物館)
恐竜の研究を志して高校時代に単身カナダに留学。夢を叶えて、現在、世界的に活躍する若き日本人研究者がいる。ナショジオが選んだ「2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6」の2つにも関わったその宮下哲人さんに、多岐にわたる研究活動について聞いてみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之、撮影協力=国立科学博物館)
「僕が覚えている限りでは、きっかけは『ジュラシック・パーク』だったと思います。何かのご褒美で、親に映画館に連れていってもらったんです。でも、親によると、僕は、実は5歳か6歳のときに既に恐竜に興味があったみたいですね。割り箸を骨格にして、新聞紙を巻き付けて、自分で恐竜を作って遊んでいたというんですよね。色まで塗っていたらしくて。僕は覚えてないんですけど、そういう背景もあって『ジュラシック・パーク』で恐竜にはまったんでしょうね」 1993年に日本で公開された映画『ジュラシック・パーク』は、当時の子どもたちに実に大きな衝撃を与えた。もちろん大人たちにもだ。ぼく自身の記憶によると、当時、テレビ局勤めで夜勤明けかなにかで映画館に行ったにもかかわらず、とても混んでいて驚かされた。そして、ほとんど眠っていなかったのに、一瞬たりとも眠気を感じる暇がなかった。黎明期の3DCGで生命を吹き込まれ、画面の中で躍
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